「ピュアでかわいい」恋愛経験ゼロな東大生のデート事情。友人に「ありえない!」と罵られた初デートに選んだまさかの場所とは?
東大生のデートスポット
東大にはクラス制度があるので、クラス内恋愛というものが存在し、これは時たまクラスの連帯感を毀損する。
それでも五月祭や駒場祭、クラス会を通して人間関係が形成され、デートに誘い、カップルが生まれる。
ぼくの友人α(女性)も、クラスの男の子が好きになり、デートに誘うことにした。しかし、これまで男性とデートをしたことがない。
さらに地方から東京に出てきてたので、どこに行けばいいか分からない。自分と男の子の共通点を考え、それが「文科一類」だったので裁判の傍聴に誘うことにした。
すごくいいと思った。裁判は誰と行っても大変興味深く、種々の学びがある。「人は誰もが自分の人生の主人公なんだな」としみじみと思える体験だ。
しかし、αは傍聴デートを友人に相談したところ、痛烈な批判を受けたそうだ。
初デートでそんなところに行くなんてありえないと罵られ、炉で熱した槍で胴体を突かれて掲げられ、丘の上までそのまま運ばれて磔にされて、見物人から三日三晩石を投げられ、野鳥に啄まれて絶命するまで苦しんだ、というのは嘘だが、とにかく非難された。
仕方がないので、知恵を振り絞ってスタバに行ったらしい。
デートの知識がないと霞ヶ関かスタバの2択になってしまうのだ。
幸いなことに、このデートは万博並みの盛り上がりを見せ、次のデートに漕ぎ着けることができた。しかし、次もスタバである。
仕方ない。東大生文科一類カップルがデートでどこへ行くべきかなど、どこにも研究論文がないのだ。
しかし、3回目のデートもスタバに行くのは良くないと考えたらしい。調べたところ、スタバの上位互換にDEAN &DELUCAというお店があると知り、二人で出向いた。
そこからなんだかんだあって、付き合っている。
微笑ましい限りである。
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