「あんなに悩んでいた咳の症状が治まった」嬉しい効果をもたらしたものとは【100人の更年期】
オトナサローネは同世代の女性100人がいまどのような更年期を迎えているのか、そのあり方を取材しています。
関連記事「『ゲホゲホ、ゼーゼーが止まらない!』49歳で大人喘息を発症。ステロイド薬で抑え込んでみたものの…」に続く後編では、オーダーメード漢方薬でミヤコさんの症状が治まった話を紹介します。
【100人の更年期 #138ミヤコさん】後編
◆ミヤコさん 55歳
東京都在住。57歳の夫、21歳の娘と3人暮らし。パートタイムで接客業に従事
「思い立ったら即行動!」オーダーメード漢方のカウンセリングを受ける
処方薬によって一時、落ち着いていた咳が、再びミヤコさんを悩ませ始めたのは54歳の秋。ミヤコさんはある漢方セミナーに参加していました。このとき、主催する会社のお店が、自分の暮らす駅にあることを発見!「即、行動しよう」と、その日のうちにカウンセリングを申し込みました。
1時間のカウンセリングを終え、オーダーメードで気になる症状に合わせた薬を処方してもらいました。保険適応外ですので、1包で高いものは100円くらいします。処方される薬によって金額は変わりますが、最初の2週間はお試しで約8000円でした。
おそるおそるのオーダーでしたが、結果は良好。なんと「1週間後には夜に咳込むことがなくなり、楽になった」といいます。
12月には3週間、集中して飲むことに決め、約2万円の出費。
翌1月は症状が軽くなったので、1カ月分で約1万6000円でした。
「合わない」と感じたものに関してはすぐに変えてくれるなど、こまめな対応をしてくれたことが「ありがたかった」といいます。
漢方薬は顆粒エキス。白湯に溶いて、朝・昼・晩飲むと、ミヤコさんの咳の症状は目に見えて楽になっていきました。
「小さじ1杯」の漢方薬が咳を鎮める
現在は、かなり落ち着いたので、液体の「婦宝当帰膠」だけを飲んでいます。薬局などでも買える「一般用医薬品(第2類医薬品)」の漢方薬で、1本5000円。すっかり手放せなくなっているそう。「今は小さじ1杯、朝飲むだけの手軽さです。この1杯だけで咳が出ない状態が続いているので、うれしい限りです」とミヤコさん。
また、「冷えやすく、血行が悪い」という自覚症状があるので、漢方に頼るだけでなく、日常生活でも「温める」ことには気を配っているそう。
たとえば、「夏でもなるべく冷たい飲み物はとらないようにする」とか「生のショウガをカットして冷凍保存しておく」とか「湯船にゆっくり浸かる」など。
冷凍したショウガはショウガ紅茶にしたり、料理に入れたりすることで、体を温める効果が期待できます。ショウガは高知産の「金時生姜」という、普通のショウガに比べて有効成分が濃いものを選んでいます。
大人喘息が改善したから、「今年は大掃除ができる」
咳で辛かったときのことを思い出すと、「今の状況はあり得ないほど嬉しい変化」だと話すミヤコさん。
「大人喘息はなかなか治らないと言われていて、あれこれと解決方法を探して片っ端から試している人も多いので、漢方医との相性さえよければ、体調が変わるきっかけになるのではないかと思います」
年末の大掃除も毎年おっくうだったミヤコさんですが、咳がでなくなった今年は、「しっかり大掃除ができる!と意気込んでいます」
晴れやかな笑顔でそう話してくれました。
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「『ゲホゲホ、ゼーゼーが止まらない!』49歳で大人喘息を発症。ステロイド薬で抑え込んでみたものの……」
■編集部より■
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