口臭するかも?至近距離で臭う「舌の汚れ」にも効果が出る顔ヨガ

「もしかして、私……口臭するかも?」人と会うのも口臭が気になって本調子にならない、おばさん臭い……口臭問題はデリケートなので悩みを深くしがちです。ニオイを減らすヨガの方法で、気持ちも軽くニオイをスッキリ解消しましょう。言葉の発音も良くなりますよ。

 

「おばちゃん、おくち、くさ〜〜い……」

 

昔、CMで「おじいちゃん、おくち、くさ〜〜い」と孫に言わるシーンありましたよね。ドキッ!自分の口のニオイは大丈夫かな?と気になりましたよね。

朝起きた時に口の中がベタベタすると思ったら、舌の表面が白くベッタリしていませんか?舌の表面の健康状態をチェックしてみましょう。細菌や食べカスなどが舌の表面に付着し舌苔が溜まっている場合があります。口臭の原因の60%が舌苔と言われます。

その他の口臭の原因は、口の中の細菌や歯周病、虫歯、ネギなどのニオイの強い食事、歯磨きの磨き残し汚れ、唾液不足のドライマウス、扁桃腺などがあります。

タバコやコーヒーなども直接ニオイを発する原因になりますが、これらのような自律神経の交感神経を刺激するものやストレスも唾液の分泌を不足させドライマウスを作りがちになり、結果的に口臭を引き起こす事となります。

口臭がひどい時の一時的な舌苔のとり方は、歯ブラシで舌の表面を軽く撫でること。決してゴシゴシこすらないよう気を付けます。女性は特に粘膜が弱いので舌の表面にある味蕾(みらい:味を感じる器官)を傷つけてしまうからです。

 

舌苔を取る方法

その1:スプーンの皿状の部分を舌の表面で滑らせるようにして、舌苔をとります。

その2:シリコン樹脂などの優しい素材の舌専用ブラシやタングクリーナーのヘラを使います。(ナイロン素材のブラシは刺激が強いので避けましょう)

 

インドの伝承医学アーユルヴェーダでは、過去に食べたものの未消化物が毒素となり体内に蓄積し、それが舌苔として表れると考えています。ニオイの元となる毒素を体内に溜めないように生活習慣を整えましょう。ニオイを解消する伝統的なヨガのポーズをご紹介します。口の中がスッキリするので、是非取り入れてみてください。

 

シムハアーサナ(ライオンのポーズ)

 

舌を思いきり出して口呼吸30秒するポーズです。 舌が掃除され、口の中がスッキリします。

 

①正座になります。足先を後方へ向け、踵の上にお尻をおろします。

②上体を前方へ張り出すようにして、背中を伸ばす。

③右手のひらを右膝に当て、左手も同様に左膝に当てる。肘を伸ばし、両手の指は大きく広げる。

④口を大きく開け、舌を出し、舌先をアゴの方へ伸ばします。

⑤目線は眉間の間を見つめ、口呼吸で30秒間キープします。

⑥舌を戻し、口を閉じて、両手のひらもリラックスする。

 

効果:口臭を取り除き、舌が掃除されます。言葉の発音が明瞭になります。ドモリ癖の人にも効果あり。

 

口の中のネバネバの軽減など、いかがでしたでしょうか?

発音もよくなるので、毎朝、人と会う前に行うと気持ちもスッキリしますよ。

 

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