来年こそ「なりたい自分」を目指すなら! 45歳ライターが「2025のうちに読んでおいてよかった」周囲に推しまくりの3冊とは?【2025年ベストバイ】
1|片付けられる私になりたいなら:『あなたを動かす 片付けの切り札』
「いつでも人を迎え入れられる家にする」――毎年筆者が手帳の「やりたいことリスト」に一番に書くことです。それほどに強い憧れを、気づけば4年、毎年書き続けている……つまり、全然、片付かない!!!
ところが、これまでなかなか変われなかったこの筆者が、4か月前からほぼ毎日15分、小さな片付けを日課にしています。これはもはや事件……。
そのきっかけを作ってくれたのが、『あなたを動かす 片付けの切り札』(本多さおり・著/大和書房)でした。
本書の何が新しいかと言えば、片付けや収納のノウハウを説くのではなく、「まず腰を上げてモノを手に取る」という一歩を促してくれる本であるということ。
中でも個人的に革命的だったのが、「片付けには計画もいらない。考えなしでゴー!」という教えでした。
「え?見切り発車で始めたら、収拾がつかなくなるのでは?」と身構えた私に、「ロードマップを作るのはプロも無理。最短距離・最高効率という考え方は捨て、作業を繰り返しながら着地点をさがすべし」(以上、筆者意訳)と、著者の本多さんは語ります。最適解に一発で辿り着こうとするから壮大なプランを描いて億劫になってしまうのか!
その教え通り、試しに動き始めてみたら……あれれ、どんどん片付く!

手帳見開きの左側にはその日取り組んだ内容を、右ページにはBefore/Afterの写真や気づきなどをメモ
なんだかおもしろくなったのをいいことに、9月からはルーティンの掃除とは別に「1日1%(≒15分)を+αの片付け・掃除に充てる」ことに。手帳に軌跡を残して、経験のストック&自分で自分を褒める仕組みを準備し、コツコツ続けています。
四六時中、スッキリピカピカな家でなくてもいい。ちょっと動けばきちんと片付く。私にはそれができるから大丈夫。――片付けマインドとともに『片付けの切り札』が授けてくれたのは、小さな自信と穏やかさでした。
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