名もなき二人が駆け上がる 『豊臣兄弟!』第1話の見どころと伏線。藤吉郎の「偉くなりたい」その理由に感動…【NHK大河『豊臣兄弟!』1話】

2026.01.06 LIFE

“家族にお腹いっぱい食わしたい” 秀吉の“夢”に感動

8年ぶりに実家に帰省した藤吉郎は「今は 足軽大将として 家来も大勢おるし 木下っちゅう名字まで許されててのう」と家族にウソをついていました。実際の彼は大将の肩書も家来も名字もない足軽に過ぎません。

 

自分を大きく見せたり、”ない”肩書を“ある”と言い張ったりすることは、褒められることではないのかもしれません。しかし、藤吉郎が「もうすぐ 必ず そうなってみせるわい」と意気揚々と口にし、家族を騙していないと自己弁護するように、自分の理想の姿をあたかも本当であるかのように語ることもまた、理想を現実にするための鍵なのかもしれません。

 

小一郎の「そんなに偉くなってどうしたいんじゃ」という問いに、藤吉郎は「決まっておろう 母ちゃんや 姉ちゃんや あさひに腹いっぱい飯を食わしてやりたいんじゃ」と答えていましたが、この言葉が心に響いた視聴者は多いと思います。多くの戦国武将たちが自分の欲のためだけでなく、家族のためにも戦っていたのです。

 

戦わずに解決できればよいし、玄太と信吉のトラブルのようにすんなりと丸くおさまれば何よりです。しかし、現代においても話し合いでは解決せず、戦争が各地で起きているように、武器を手にし、命を賭けて戦わなければ大切なものを守れないときも人間社会にはあります。

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