下剋上に魅せられた瞬間! 第3話で芽生えた小一郎の覚悟【NHK大河『豊臣兄弟!』3話】
*TOP画像/小一郎(仲野太賀) 大河ドラマ『豊臣兄弟!』3話(1月18日放送)より(C)NHK
戦国時代のど真ん中を舞台にした『豊臣兄弟!』(NHK総合ほか)の主人公は仲野太賀が演じる豊臣秀長。兄弟の絆で“天下統一”という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡を描いた大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合ほか)の第3話が1月18日に放送されました。40代50代働く女性の目線で毎話、作品の内容や時代背景を深掘り解説していきます。
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お父の敵討ち

城戸小左衛門(加治将樹) 大河ドラマ『豊臣兄弟!』3話(1月18日放送)より(C)NHK
小一郎(仲野太賀)、藤吉郎(池松壮亮)、直(白石聖)の三人は、生まれ育った中村を後にし、清須に到着しました。
清須での暮らしで最初の難題となったのは住まいに関することでした。藤吉郎の住まいは狭く、三人が共に生活できるスペースはありません。そこで、直は浅野家に寧々(浜辺美波)の侍女として置いてもらうことになり、小一郎は藤吉郎の家で暮らすことになりました。
藤吉郎にとって恋い慕う寧々の家に直が身を寄せるのは喜ばしいこと。一方で、小一郎は自分たちが清須へ連れてこられたのは、兄の恋路を成就させるための方便に過ぎないのではないかと疑います。
軽薄な言動が目立ち、何を言っても本心か芝居か見抜きにくい藤吉郎ですから、小一郎がそう勘ぐるのも仕方がありません。
しかし、藤吉郎が小一郎を清須に誘ったのには、父・弥右衛門の敵討ちという目的がありました。弥右衛門は自分が討ち取った敵将の首を味方である城戸小左衛門(加治将樹)に横取りされるという屈辱を味わったまま、戦傷がもとで帰らぬ人となりました。さらに、小左衛門は戦守(いくさもり)も弥右衛門から盗み、それを平然と身に着けています。
小左衛門は横暴で狡猾な男であり、自分が討ち取った敵の数を自慢し、人を見下していますが、織田信長(小栗旬)も一目置く槍の名人ゆえ、小一郎らが簡単に倒せる相手ではありません。
そこで、藤吉郎が好機と見たのは戦場でした。乱戦の隙に乗じて、敵が討ち取ったかのように偽装し、小左衛門を討つ。かつて、父・弥右衛門が小左衛門にやられたように……。
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