節約に見えて実は浪費?!やるだけ損のダメ節約4
限られたお金は大切に使いたいものです。節約できるところはしっかり節約して、有効なお金の使い方をしたいですね。
ところが、節約のように見えて実は浪費になっていることがあります。
節約の頑張りが報われないどころか、逆に損しているダメ節約とは、どのようなものがあるでしょうか。
1・お風呂の残り湯を洗濯に使うのは?
夏でもバスタブにつかってリラックスするのは、とても気持ちがいいですね。でも、残り湯をそのまま捨てるのはなんだかもったいない。そう思ってポンプを使って洗濯に使う人もいるのではないでしょうか。
残り湯を洗濯に使えば、その分水道代が節約できます。しかし、ポンプを使う電気代がその分かかっています。本当に節約になっているのか、疑問に思ってしまいますね。
確かに、洗濯に使っただけでは節約効果は少しです。しかし、洗濯に温かい残り湯を使えば汚れ落ちがよくなります。洗剤も溶けやすいので洗濯時間を短くすることもできます。また、すすぎが1回ですむ洗剤なら、さらに節約できます。
せっかくお風呂の残り湯を再利用するなら、ポンプでくみ上げるだけでは不十分。むしろポンプを動かす電気代の浪費です。洗濯コースを「通常コース」から「お急ぎコース」に変えて、節約効果をアップさせましょう。
2・エアコンのスイッチはこまめに切る?
テレビや照明は、使わないときにスイッチを切るのはみなさんやっていると思います。では、エアコンはいかがでしょうか。
実は、エアコンの電気代は、スイッチを入れた直後が最もかかります。そのため、スイッチをこまめに入れたり消したりするのは逆効果。かえって電気代を浪費しています。
最近のエアコンは省エネ性能が向上していますので、自動運転モードに設定しておくと、低電力で快適な室温をキープしてくれます。30分くらいの外出なら、つけっぱなしで出かけてもいいのです。
エアコンは基本的につけっぱなしが一番おトク。ただし、運転モードは「強」ではなく、「自動運転」や「節電モード」にしましょう。
また照明も、種類によっては頻繁にスイッチの入切をしないほうがオトクなものがあります。
蛍光灯はスイッチを入れるたびに寿命が30分も縮みます。そのため、蛍光灯は一度スイッチを入れたらしばらく照明をつけておくような所、たとえばリビングなどでの使用に向いています。
逆に玄関やトイレなど、使う時の短い間だけ照明が必要な所には向きません。照明も適材適所が大切。向いてない場所で使うのはかえって損になります。
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