中受で御三家を辞退した家族が今「後悔していない理由」。子供の意思を最優先した背景とは
御三家も「お気に入りの学校」ではあったけれど…。彼にとって「もっと魅力のある学校」を親は推した
J君は、学校見学でいくつも「お気に入り」の中学を見つけましたが、合格した中で一番偏差値が高かった御三家のA中学も、「自由な感じで楽しそう」と、決して嫌がってはいなかったそうです。
「でも、神奈川のB中学のほうが、より魅力的だったみたいですね。通っていた塾には学費免除制度がないので、遠方の難関校ツアーなどには参加していません。風邪を引きやすく、体の弱い子なので無理はさせたくなくて。めんどくさいこだわりのある本人の『好きな学校』だけ、4校受けさせました」
近隣県の前受け1校、滑り止め1校。第一志望とも第二志望とも言い切れない『本当に行きたい学校』が2校。そのうちの1校が、御三家だったそうです。
「前受けの地方校も含め、ありがたいことに4校すべて合格しました。大好きな塾へ報告に行く時は嬉しそうでした。褒められることが大好きなので、得意満面というか。背が低く顔が丸い次男が、ほっぺたを真っ赤にしてパパと塾から帰ってきたので、『アンパンマンみたい』と笑ってしまいました」
御三家と呼ばれるA中学と、神奈川では難関校のひとつであるB中学。どちらも男子校です。その2校を、J君は「同じくらい気に入っていた」といいます。
「B中学は、御三家のA中学より、若干偏差値が低いんです。でも、著名な作家や起業家の出身校でもあり、進学実績でもさほど引けを取りません。さらに、郊外だけあって敷地が広く、建物も美しい。東京と神奈川という立地の違いもあってか、心なしか、おっとりとした生徒さんがのんびり過ごしているイメージも。逆にA中学の生徒さんは、マイペースでありながら、会話のテンポが早くて切れ味が鋭い言葉を使う子が多いと感じました」
◆悩んだ学校選び。その後の様子は?
この記事は
ライター
星子
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