数年に一度のボーナスチャンス⁉土日に稼げる「選挙スタッフ」の給与事情とは?
平日は、仕事に家事に子どもの予定……。気づけば、朝から夜まで動き続け、 “自分の時間ゼロ”という日々。「家計にもう少し余裕がほしい。でも平日は無理。かといって、土日を毎週アルバイトでつぶすのはしんどい」という悩みを抱える40代の女性も多いのではないでしょうか。
実は、そんな“平日は忙しいけれど、土日なら動ける”という人にぴったりの、数年に一度の“ボーナスチャンス”があるんです。それは「選挙スタッフ」。数年に一度、短期単発で土日中心に働いて、しっかり稼げる——頻度は高くありませんが、短期間で臨時収入を得られると人気の副業です。
そんな“穴場の副業”、実は世の中にはたくさん存在するようです。これまで1,000人以上の働く人々を取材してきた華井由利奈氏が選りすぐりの穴場の副業100種を集め、書籍『月10万円を楽しく稼ぐ ちょいワーク図鑑: やりたいことが絶対見つかるおもしろ副業100』にまとめました。本記事では、気になる「選挙スタッフ」の仕事内容と給与事情について、華井由利奈氏の解説を交えてご紹介します。
※本記事は書籍『月10万円を楽しく稼ぐ ちょいワーク図鑑: やりたいことが絶対見つかるおもしろ副業100』(華井由利奈:著/東洋経済新報社)から一部抜粋・編集したものです
謎多き「選挙スタッフ」どんな仕事をしているの?
ひとくちに「選挙スタッフ」といっても、仕事内容は多岐に渡ります。選挙用の資材の準備や、投票所の受付、出口調査、開票速報の手伝いなど、複数の業務があります。公的機関(選挙管理委員会)や調査会社が実際に募集している主な職種は次の通りです。
・選挙管理委員会本部事務
選挙の約1ヶ月前〜選挙の1週間後まで、選挙管理委員会事務室で働く。選挙で使用する資材を準備する。
・世論調査
一般家庭に電話をかけて候補者や政党について質問し、パソコンで入力する。
・投票事務
有権者の案内係・受付係・投票用紙の交付係を担当する。
・投票立会人
投票所で公正な選挙を行うために投票手続き全般に立ち会う。やむをえない場合をのぞき、仕事中の外出は不可。
・開票事務
投票用紙に記載された内容を確認して仕分ける。勤務は、投票を締め切ったあとの数時間のみ。
・出口調査
投票所の出口に立ち、投票を終えた有権者に投票先を答えてもらい、集計する。
なかには午後になるとほとんど人が来ない投票所もあります。そのため、受付や立会人は、長時間じっとしていることが苦にならない人に向いているでしょう。
ちなみに、真冬・真夏の「出口調査」バイトはかなりキツいと、選挙スタッフバイトの経験者のあいだでは定説になっています。出口調査のスタッフとして働く場合、選挙が始まる8時頃から17時頃まで、休憩中以外は屋外で立ちっぱなし、ということが大半です。
過去には、出口調査をしている投票所の選挙管理委員会が厳しく、投票所のトイレを貸してもらえなかった、というケースもありました。真夏には熱中症対策、真冬には防寒対策が必須です。体力に自信がない場合は、他の仕事を探したほうがいいかもしれません。
「選挙スタッフ」はどれくらい稼げる?どうやって応募する?
「選挙スタッフ」の報酬は日給制が多く、金額は高め。選挙は数年に一度しかないため、短期単発で働くのが基本です。応募が簡単、報酬が高いなど、メリット多数ですが、それ以外にもさまざまなメリットがあります。
応募時に面接がない、力仕事がないなど。開票所での業務は20〜26時など深夜に行うことも。深夜手当を含めると時給2000円になることもあります。
選挙シーズンのひと月で約10万円の報酬を得るには、日給14,000円×7日間=約10万円…という計算になりますから、7日間の稼働が必要になります。「市内居住者のみ」「選挙に対する若者の関心を高めたいため30歳まで」など、地域によって応募条件が限られていることがあります。よく確認して応募しましょう。
服装はオフィスカジュアルがおすすめです。服装・髪色自由と記載されていても、暗黙のルールがあることも。
また、公的機関(選挙管理委員会)や調査会社が募集している選挙スタッフのほかに、特定の候補者や政党に関する選挙運動でも、公職選挙法に違反しない範囲でスタッフが報酬を得られることがあります。
「選挙スタッフ」の副業をやってみたい場合、はじめ方としては選挙スタッフ募集をしている求人サイトや自治体のサイトから応募します。採用となったら指定された日時に現場へ向かいます。

イラスト:くにともゆかり
【お仕事データ】
働く場所 投票所/開票所
働く時間 6時間〜(途中休憩あり)
資格 なし
準備にかかる時間 なし
必要な経費(初期投資 ) なし(スマホのみでできる)
毎月かかるお金 なし
■著者略歴:華井 由利奈(はない・ゆりな)
ライター。愛知県出身。大学卒業後、印刷会社でコピーライターとしてトヨタ系企業など100社以上を取材。独立後は、女性活躍・ビジネス・生活情報など幅広い分野で執筆し、これまでの取材人数は1,000人以上。大学や教育講座での講演も行う。著書に最新刊『月10万円を楽しく稼ぐ ちょいワーク図鑑』(東洋経済新報社)のほか、『一生困らない 女子のための「手に職」図鑑』『一生役に立つ しんどくならない「ひとり暮らし」ハンドブック』(光文社)がある。
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