53歳。全身かゆい!衣服が肌に当たるだけで痛い!ドクターショッピングの末に出合った「救いの治療」とは

2026.03.11 LIFE

かゆみはついに頭皮へ。皮がむけ、フケのように肩へ落ちる… そんなある日、運命の出合いが!

まったく治まらないかゆみは、ついに頭皮にまで及び始めました。皮膚は毛羽立ったような状態で、かきむしると皮がむけ、フケのように顔や肩に皮膚が落ちてしまいます。皮膚が剝がれた部分はビリビリとした痛みとなり、我慢できなくなったイズミさんは、皮膚科へ駆け込みました。

 

「診断結果は、皮脂の分泌が活発な場所に発症する脂漏性湿疹でした。治療薬はステロイドしかないそうですが、ステロイドは合わなかったと話したところ、洗い流すシャンプータイプのステロイドを勧められました。強いステロイド剤が入っているものの、洗い流すので成分が残らないとのことでした」

 

まずは2週間試すよう言われ、そのシャンプーを使い始めたイズミさん。ですが、かゆみや痛みは治まらず、あいかわらず皮はボロボロとむけ、フケのように肩に落ちてしまいます。そのため、皮膚片が目立つ濃い色の服を着られなくなりました。

 

「いつも清潔感にはかなり気を配っているので、自分ではどうしようもできないこの状況は、私にとって地獄でした」

 

それから1カ月後。主治医に「ステロイドのシャンプーでも、頭皮のかゆみは治まらない」と話したところ、今度はミチーガという、主にアトピー性皮膚炎の治療で使われる注射を試してみるよう勧められたイズミさん。その結果……

 

「もう、効果てきめんでした!打った次の日から、ピタッと、本当にピタッと全身のかゆみが止まったんです。ビリビリする痛みは取れないですけど、かゆくなくなっただけでもかなり気持ちが違います」

 

かゆみが治まり、皮膚の痛みは敏感肌用の肌着で耐えられるように

ミチーガを打ってから約1カ月間は、かゆみが治まっていましたが、また徐々にかゆみを感じるようになったイズミさん。ミチーガは、保険が適応されるとはいえ、それでも価格は1回3万円以上します。ですが、この劇的な効果には代えられません。イズミさんは夫に許可を得て、1カ月に1回、合計3回、ミチーガを打ちました。

 

「最後の注射から3カ月経ちましたが、かゆみはほとんど感じなくなりました。肌着のこすれによる痛みも、化学繊維の物を着るとかゆくなりますが、綿素材であればなんとか耐えられるレベルになりました」

 

ミチーガとの出合いで、かゆみのつらさとは決別できたイズミさん。ただ、肌着が皮膚に当たったときの痛みは続いているので、インターネットで検索して、縫い目が肌に触れにくい肌着を買い揃えたそうです。

 

「敏感肌用の『クオーレ・アモーレ』というメーカーの肌着に買い替えました。ショーツも、脚の付け根の部分が擦れて痛むので、同じく敏感肌用の下着ブランド、『bodyhints(ボディヒンツ)』のショーツに替えました。シャンプーも10種類以上試して、『Comtesse(コンテス)』というデリケートな肌用の商品で、症状は落ち着きました。半年かけて買い替えて、総額30万円近くかかりましたが、背に腹は代えられません」

 

ホットフラッシュや指の痛みは今もあり、顔や頭皮の症状も一進一退だそうですが、一時期の地獄のようにつらいかゆみにくらべれば、我慢できるとイズミさんは言います。

 

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