2位は浮気、3位は浪費、1位は? 40代女性に聞いた 「リアルな離婚原因」ワースト3

2018.08.16 LOVE

離婚歴がある女性も40代には少なくないけれど、離婚の原因が「夫側にあった」というケースも意外と多いのが実情です。

「夫婦は鏡」なんて言われることもありますが、妻は必死で家庭を守ろうと努力しても、夫が“結婚生活不適合者”であれば、空回りした挙句に疲れ果て、離婚を選択せざるをえません。

そこで今回、OTONA SALONEでは、夫が原因で離婚した女性の事情を調査してみました。

気になる結果を、魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする私、並木まきがご案内します。

 

夫が原因で離婚したケースの原因は?【結果発表】

「あなたの周囲で夫が原因で離婚したケースの原因は?」と複数選択可で質問をぶつけたところ、次の選択肢が上位に並びました。(有効回答数82件/2018年8月12日現在)

3位:浪費家・・・39.0%

2位:浮気・・・52.4%

1位:性格の不一致・・・53.7%

 

ズラッと並んだ「離婚理由」は、読者のみなさまに尋ねてみても、一般的に言われているものと同じような結果が上位を独占。

ちなみに4位は「セックスレス」で選択率は25.6%まで下がりましたので、さしずめ上位3つが、“リアルな離婚理由のワースト3”といったところです。

また「性格の不一致」は非常に幅広い事情を表現する言葉だけに、その裏には複雑な出来事も絡み合っていそうですよね。

 

実は怖い「性格の不一致」

 

「性格の不一致」は「価値観の不一致」という表現でもよく耳にしますが、一見すると“どうにかなりそう”なテーマに思えても、実際に直面するとアンケート結果からもわかるように「一緒には生活できない」という結論に至るほどの破壊力があるわけです。

そして、実際に離婚経験者と話していて「性格が合わないから、別れた」「一緒に住んでみて、あんなに合わないとは思わなかった!」と口にする方々から聞かれるのは「そういえば、結婚前に予兆はあった」。

結果として「離婚に至った男女」であったとしても、基本的には結婚にまで至るほどのラブラブ期を経ているカップルが多いわけですから「合わないかも?」を交際中に感じていても、目を瞑ってしまう人が多い実態もうかがえます。

 

“ちょっとした不一致”に目を瞑らないほうが賢明?

 

40代での大人婚となると、差し迫りやすい課題として“親の介護問題”や“相続”などのお金や労力を伴うテーマが、20代や30代の結婚よりも近い将来に存在します。

そしてこれらの“ただでさえ家庭内で意見の相違が出やすいと言える問題”が、目の前に差し迫っている年代での結婚となるので、“性格の不一致”が致命傷になるリスクも大きいのが40代婚でもあります。

また20代や30代から生活をともにしていれば、年齢的に相手に合わせながら自分を調整するだけの柔軟性をもっている可能性も高く、ぶつかり合いながらも親の介護や相続などの課題に向き合うだけの信頼関係を築くだけの時間的余裕がある一方で、お互いが40代やそれ以上での結婚となると、生活や性格がそうそう簡単に変わるものでもなく、“ちょっとした不一致”が致命的な不協和音の引き金になるリスクも大きいと感じます。

 

相手が「変わるかも」を期待しない

結婚を考えるお相手に「性格が合わないところがある」と感じるのは決して珍しい話ではありませんが、離婚に至らずに済む大人婚をするならば、その“不一致”に対し「変わるだろう」と期待するのではなく「この人はこういう人なのね」と諦めて一緒にいられるかが、大きな分岐点になる気もしてなりません。

つまるところ、今回の調査で1位になっていた“性格の違い”についてだけ言えば「違いに気づいたときに、相手を変えようとせずに、自分がそこを諦められるのか」が、40代が幸せな結婚をするためには案外と重要な心がけなのではないかというのが私の実感です。

 

離婚の選択で幸せなこともある

ご縁あって夫婦になったのならば、できることなら生涯を添い遂げたいものです。

しかしそんなことを言っていられないほど、夫側に問題が山積みだったとしたら……。やむなく離婚を選択せざるをえませんし、そのままガマンして続けるよりも、はるかに幸せな日々を取り戻せるのも確か。

そして“離婚”は、なにかひとつの出来事によって決意するというよりも、複数の事情が絡み合って「もう無理」となるのが実態だとも思います。

これから結婚を考えていらっしゃるみなさまにおかれましては、どうか“離婚原因のデパート”のような男だけは掴まないよう、ご注意ください。

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