「嘘から出た真じゃ」兄を溺愛しながらも長政に嫁いだ「お市の方」、策略結婚から読み解く“戦国の愛と宿命”【NHK大河『豊臣兄弟!』10話】
市が「いっそお前と 一緒になる方がマシであったな」と続けると、勝家はあわてふためいていました。二人が相思相愛のように見えたのは筆者だけではないはず……。ちなみに、史実では、長政の死後、お市の方は勝家と結婚しています。

柴田勝家(山口馬木也) 市(宮崎あおい) 大河ドラマ『豊臣兄弟』10話(3月15日放送)より(C)NHK
市や家臣たちの活躍により、信長と義昭は京都・畿内を制圧。そして、義昭は第15代征夷大将軍に就任しました。
ラストでは、信長が家臣に命じて、戦で困窮した民衆に銭の雨を降らせていました。史実では、信長は義昭を将軍として利用し、“幕府を守る”という大義名分のもとで他国を攻め続けます。民はまたもや犠牲になります。この史実を知っているからこそ、銭をありがたがる民の姿を手放しで喜べませんでした。
歴史解説はこちら>>女の役割は「政略結婚と人質」。都合が悪くなれば残酷に殺される世の中で、絶世の美女「お市の方」が見た苦しみとは
この記事は
アメリカ文学研究/ライター
西田梨紗
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