「いい人がいなくて」「好きになれない」とボヤく人に欠けている、婚活のための準備と視点とは?【婚活アドバイザー・植草美幸氏が教える、成婚の近道】

2026.03.28 LOVE

婚活アドバイザーとして17年以上、多くの女性の「幸せになりたい!」を支えてきた植草美幸氏。フジテレビ系『ザ・ノンフィクション』にも度々登場し、放送のたびにSNSでトレンド入りするほど話題を集めています。そんな植草氏のもとには、これまでに2万件以上の恋愛&婚活のお悩みが寄せられてきました。

膨大な相談を受ける中で植草氏が気づいたのは、「真面目で素敵な女性ほど、実は“あざとさ”が足りなくて損している」ということ。消極的な男性が増えている今、“あざとさ”が、恋も結婚もグッと前に進めてくれる最強の味方になるのだそうです。

本稿では、架空の3人の女性をモデルに、婚活現場でよくある相談やお悩みをストーリー形式で描いた植草氏の著書から、“婚活を長引かせないためのポイント”を解説付きでご紹介します。

※本記事は書籍『結局、女は「あざとい」が勝ち! 仕事もお金も恋愛も結婚も、すべてを勝ち取る最強ルール50』(植草美幸:著/清談社Publico )から一部抜粋・再編集したものです

 

【登場人物】
町田真衣(33)

職業 食品メーカー事務(勤続10年)
年収 400万円
趣味 漫画、ゲーム
恋愛経験 つきあった彼氏2人。彼氏いない歴5年以上
結婚相手に望む条件 大卒、年収500万円以上。やさしくて真面目な人
休日の過ごし方 インドア派。漫画を読むか、動画配信サービスで映画を観る
結婚観、理想の夫婦像 夫婦で共通の趣味を一緒に楽しみたい

 

「あざと女子」は、とにかく動く。何がなんでも止まらない

1か月後、真衣は意気揚々とマリーミーを再び訪れた。

 

真衣 先生!

植草 あら、真衣さん。髪も服も、すっごくきれい! お化粧もしっかりして素敵。

植草は目を大きくして称賛の拍手をした。真衣の表情は先日とは別人のように明るかった。

真衣 先生に言われて思い切って表参道の美容院に行ったんです。カットとカラーをして、あと、人生で初めてネイルサロンにも行きました! 頑張ったところで特別きれいになるわけでもないし、と思って、いままで美容に興味がなかったんですけど、やってみると意外と楽しいもんですね。

植草 そうでしょう? きれいになるって楽しいのよ。鏡に映った自分を見てウキウキするのが大事なの。だから、別に男性のためじゃない、美容もおしゃれも結局、自分のためなんです。

真衣 33年間生きてきて、やっと美容の楽しさが少しわかりました。いまさら遅いかもですけど……。

植草 そんなことないですよ、いまからたくさん楽しめばいいの。まだまだやることは山ほどありますよ。

真衣 化粧も、あらためてYouTubeで勉強したんです。いまってプチプラでいいコスメがたくさんあって、そこまでお金をかけなくても変われるんだなって、びっくりしました。

植草 なんだか先日グジグジ言っていたのが信じられない。

真衣 私もです。見た目を変えたら気持ちまでスッキリしちゃいました。

植草 見た目を変えると自然と自信もついてくるんです。

真衣 でも、先生、いい人って本当にいないですね。

植草 いい人がいない?

真衣 はい。自分がいいなって思える男性とは本当に出会えないんだなって。マリーミーの男性会員さんとも数人お見合いして、みんな別に悪い人ではなかったんですけど、そこまで盛り上がらなかったし。こんなことを言うのは申し訳ないんですけど、正直いいと思えない人に、「あざとテクニック」を披露して頑張ってもなぁ……って。

植草 真衣さんの言う「いい人」って具体的にどういう男性?

真衣 普通でいいんです、普通で。この年になって、いまさら高望みなんてしません。普通に大学を出て普通の会社で働いてて、年収500万円以上、身長175センチ以上で、酒癖も女癖も悪くなくて、借金はなくてギャンブルをしない。見た目は清潔感があって、普通にコミュニケーションができる人。でも、そういう普通の人にかぎって、もう結婚してるんですよね。

真衣はため息をつきながら饒舌に話し続けた。

真衣 それに、「いい人」に出会ったとしても、その人のことを好きになるのも、好きになってもらうのも、また別問題なんですよね~。

植草 恋愛に消極的な真衣さんがいろいろな男性とお見合いしたことは素晴らしいわ。でもね、「いい人がいない」と言えるほど真衣さんはまだ男性を知らないんじゃないかしら。いままでの人生でいったい何人の男性とデートなさいましたか?

真衣 うーん、学生時代やアプリで出会った人も含めたら10人以上は……。

植草 たった10人ちょっとじゃない。それだけで素敵な男性に出会おうなんて宝くじに当たるのと同じくらい難しいわよ。これが「あざと女子」だったら、自分の理想の男性に出会うまで20人でも30人でも100人でも文句も言わずに淡々とデートし続けるはずです。

真衣 でも、「あざと女子」であればあるほど理想が高くてハイスペ狙いで文句ばっかり言ってそうな気がするんですけど……。

植草 たしかに、「あざと女子」の理想は真衣さんより高いでしょうね。間違っても「普通でいい」なんて、ぼんやりしたことは言わないはず。

真衣 「あざと女子」はイケメンで職業も年収も家柄も周りの女子にマウントとれるような相手しか選ばないんですよ、絶対!

植草 それより「あざと女子」と真衣さんの大きな違いがひとつあります。それは「具体的」ということです。

真衣 具体的?

植草 会員さんの話に理想のお相手像を聞いたときに「普通でいい」とか、「やさしければ」とか、ぼんやりしたことを言う人ほど、なかなか結婚できないの。

真衣 ど、どうしてですか? だって、理想を高くすればするほど結婚しにくくなるものじゃないんですか?

植草 闇雲に理想が高いのと目標が具体的なのはまったく違います。「あざと女子」は目的意識がはっきりしているの。ここにいらした時点で、何歳までにどんな相手と結婚して、どんな家庭を築くか、明確なビジョンを持っていらっしゃいます。仕事と同じで、具体的な目標設定もなく、なんとなく「成功したい」ではうまくいきませんよね?

真衣 たしかに……絶対、うまくいかなそうです。

植草 「あざと女子」は人生の目標達成のために緻密な戦略を立てているから、願望も具体的。婚活は人と人とのご縁だから、タイミングを逃したらそれで終わりです。普通でいい、なんてアバウトなこと言っていたら、まぁ別にこの人じゃなくてもいいか、の連続でご縁を逃します。ちょっとでも自分の条件にかなう人がいたら即アプローチ。それが「あざと女子」の恋愛テクニックです。真衣さんがやっていたのは、ただの婚活ごっこ。

真衣はがっくり肩を落とす。

 

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