痛すぎる「ワキもみ」で40代の身体こりが劇的にとれた!一人でもできるワキもみの方法とは
いま私は放心しています。
ベローチェではアイスルイボスティー(カフェインレス)をオーダーしました。身体が「これ以外の悪いものを口にしたくない」と訴えているのです。
日頃コーヒーとサッポロ一番塩とポテチで生きているのに。
体の重心は整い、足は5本の指がカッと開いて大地を掴み、歯の食いしばりが消え、足のつま先がポカポしています。
なぜか視界が明るい。あと口角が上がってる。
健康になってしまった。
引き続き呆然としていますが、本日私に起きたことをご説明していきましょう。
こんなに「痛い目」にあうことってあるんだな…
さて、つい10分前まで、私はヒーヒー言いながら「耐えられる限界の痛み」に耐えていました。
弊社刊行の書籍『疲れたら1日1分ワキをもむだけ』を読み、女神と名高いAbeシスターズのサロンの予約を取ってもらったのです。ちなみに、検索したら藤原紀香さんが普通にブログに書いていました。
著者であるAbeシスターズは、芸能人御用達のゴッドハンドなマッサージセラピスト。松濤の隠れ家サロン「FEELIQUE」は、予約が取りにくいのはもちろん、お値段もなかなかよろしいのですが、そこを何とかと無理に取ってもらったものです。
Abeシスターズの施術の特徴は、私が思うに2つあります。
1・シスターコースの存在
あまり他に聞いたことがないのですが、姉妹が2人で同時に施術してくれるコースがあります(シスターコース 60分:20,000円)。
実際体験するまでは「2人で2倍気持ちいいのかな?」と想像していましたが、
違う、ぜんぜん違う。
これはちょっといろいろ違う。
例えば、朝起きたら「歯磨き・食事・着替えが順番ではなく3つ同時に行われてスッキリ」というような、今私たちが住んでいる3次元とはまったく異なる世界線の何かです。
シスターコースの施術は、姉妹だからこそできるんだな…と納得するしかない二人の阿吽の呼吸で繰り出されます。シンクロ的な同期ではなく、水が上流から下流に流れていくかのような、まさに「流れ」。
たとえば、最初に背骨に沿って流してもらう際、同時に足先も施術されています。背中の経絡のつながり先を同時に動かしてもらうので、効果が2の4乗くらいにビンビンと出るのです。
背骨を整えてもらっていると、なんだか膀胱がじんわり温まってきました。これは何だ、こんな体験ないぞと「……なにか膀胱のあたりがじんわりとしています?」とつい質問してしまいました。すると、ちょうど足裏から膀胱系の経絡を調整されていた最中だったようで、シスターズから「素直」「いい反応」とほめられました。2人から同時にほめてもらえて、なんだか嬉しい。
2・でも我慢できるギリギリ限界の痛さ
経絡リンパを知り尽くしたAbeシスターズ。その全身マッサージのもう一つの特徴は「我慢できるギリギリまで痛い」ところ!
いわく「ソフトに何度もやるよりも、わかっている人がギリギリの力を見極めて流したほうが、効果がきちっと出るんです」とのこと。
これがすごい。いまどきこんなに痛いことってあるの???? 聞いてないよ!!!!! とダチョウ倶楽部状態になるくらい本当に痛い。
例えるなら、足ツボマッサージのあの痛みが体のいろんなところに起きるのです。人体すごい。私が痛がりなわけではなく、だいたいみなさんこのくらい痛がるそうです。
では、何がそんなに痛かったのか!
1位・首
最強に痛かったのが首でした。「これ以上痛いならむしろ失神したい」と思うレベルで痛いです。コリコリと経絡に沿って筋肉のこりを指で潰していくのですが、何でもソフトな昨今、こんな痛い体験はたぶん他にない。本当に痛かった。思い出すだけで涙目になる。
2位・ワキ
首もすごいですが、ワキは「自分の身体の中にこんなに痛い部分があったんだ??」と目からうろこが落ちる方向で驚きました。
そもそもワキは自分でも触らないし、他人に触ってもらうこともないので、誰でも新鮮な気持ちで驚けると思います。
カギ型にした指や、親指で、ごりんごりんと流され、同時に鎖骨の経絡もシスターズに押されます。あんまりに衝撃的な痛さで悲鳴すら出ません。
足ツボマッサージならば、ここまで痛いなら足をねじったりして痛みから逃げることもできますが、脇は「固められた」状態なので逃げられない。力をそのまま受けるしかないのです。
でも、痛い痛いと歯を食いしばり、うめき声をあげるうち、ふと気がつくと「歯のかみしめ」が取れています。
ちょっとわかりにくくてごめんなさい、私は痛くて歯を食いしばっている最中なのに、歯科医からずっと指摘されてきた日常的な「歯のかみしめ」が治ってしまったのです。
また、施術中に突然気づきましたが、なぜか私、口角が上がっています。上げたくなくても上がってしまうのです。
これらのことをうめきながら報告すると、シスターズはこともなげに「そう、みんな上がっちゃうのよねー」「そうなのー、たるんでるところが何でも上がっちゃうのよー」「あらすごいー、ねえねえ、ほうれい線が取れてるわよー」と言いました。取れるんだほうれい線。びびる。
3位・下半身
私は30歳から17年ぎっくり腰を抱えており、腰をかばうあまりに左のひざを悪くしています。左半身のバランスが偏っているのですが、下半身左側の施術もこれまた痛かった。左と右で股関節の可動範囲がかなり違う点も指摘され、微笑みながら調整されたのですが、結果、「脚の長さ」が整ってしまったのが以下の写真です。この2枚はどちらも同じ強さでひっぱられた状態。ほんとびびる。
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