
喪中の人にもお歳暮を贈っていい?40代のお中元・お歳暮常識テスト
親族とのおつきあい密度や、仕事内容など、その人の生活ごとにまったく「わたし流」が変わる贈答。「実家がやっていたように」の範囲で対応できないこともあるでしょう。知っておいて損はしない贈答の常識、知らないものがないかチェック!
Q1・7月や12月にちょっとした御礼を贈るなら、表書きは「お中元」「お歳暮」がいちばん無難?
NO/お歳暮やお中元は定期的な時候の贈り物。今回1回だけなら「御礼」として贈る
お中元やお歳暮は、日頃からお世話になっている人に毎年継続して送るのが原則。今回1回だけなら表書きは「御礼」で。
Q2・年末は多忙で買い物に行けない……。年に1回、お中元だけお贈りしても?
NO/年に1度だけ贈るなら、お中元より格上とされるお歳暮に
お中元を贈ったらお歳暮も贈るのが一般的。お歳暮は、もともとは新しい年を迎える神送りに必要なものを親元に届ける儀式に由来しています。新巻き鮭やかずのこは年神様に供えた祝い肴の名残です。1年の感謝の気持ちを込めて贈る意味合いが強いお歳暮は、お中元より格が上と捉えられています。
Q3・その年の人気アイテムから毎年選び直して贈るのがベスト?
YES&NO/毎年贈るものを決めたほうが喜ばれる傾向も
お中元・お歳暮とも、食品や飲料、洗剤など実用的なものを贈るのが基本です。毎年贈る品物を決めておくと、贈る側にも負担が軽く、また、いただく側も「どの時期に何がどのくらいあるか」の予測ができて喜ばれることが多いようです。ただし、本当に喜ばれているかをそれとなく尋ねたほうがいいでしょう。
Q4・商品券やギフトカードを贈るのは失礼だと思っていましたが?
YES&NO/人気1位な半面、現金に近いものは失礼と感じる人もいる
各種アンケートでおおむね「もらってうれしいもの」1位なのが商品券、ギフトカードなどの金券類。特にお稽古事の先生など、贈り物が集中する相手には喜ばれます。ただし、現金に近いものを贈るのは失礼だと感じる人もいるので、それとなく周囲に聞けない間柄なら避けたほうが。
Q5・毎年贈っている相手が今年は喪中。でもお中元、お歳暮は贈ります
YES/お中元・お歳暮とも「お祝い」ではないので、喪中であってもさしつかえない
お中元・お歳暮ともお祝いではないので、贈る側・贈られる側のどちらが喪中であってもさしつかえありません。ただし、不幸のあったお宅に紅白の水引を贈るのは無神経。普通の包装紙で贈ります。
Q6・さし上げていない人からお歳暮をいただいたので、すぐお返しの品を贈ります
基本的にNO/お返しは不要。ただし、お礼状はすぐにお送りして
お中元・お歳暮には原則的にお返しは不要です。お礼状を、3日以内を目安に送ってください。このほか、お年玉、お世話になったお礼、災害見舞い、陣中見舞いなどは基本的に不要です。
Q7・贈る時期を逃したら、表書きは「御礼」にすればいい
NO/お歳暮なら「御年賀」「寒中御伺」、お中元なら「暑中御伺」などに
お中元の時期が終わったら、立秋までは「暑中御見舞、暑中御伺」、立秋からは「残暑御見舞、残暑御伺」に。また、お歳暮の時期のあとは、元日~松の内までが「御年賀」、松の内を過ぎたら「寒中御見舞、寒中御伺」と表書きを変えます。
Q8・いただきものには必ず「お礼状」をお送りするもの
YES&NO/現在は日常のお付き合いの範囲なら電話での御礼も失礼には当たらない
かつては「お中元・お歳暮は配送ではなく持参するもの」「必ずお礼状をお送りするもの」とされていましたが、時代の移り変わりとともに感覚も変わりました。目上の方から、あるいはあらたまった贈り物をいただいたときは、お礼状を出すのが礼儀です。しかし、日常のおつきあいの範囲なら、電話でのお礼も失礼ではありません。
こうしたマナーはその土地ごとにも少しずつ「しきたり」があるものです。何かに迷ったら、贈答品を買い求めるお店で質問すれば、その土地に合わせたマナーを案内してもらえます。遠慮せずに聞いてみて。
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