ランチ後の歯磨き、実際どのくらい口臭おさえてるの?測定してわかったことは

会話のシーンなどで、他人の口臭が気になり「もしかして自分も匂っているのでは……?」と心配になったことがあるという方は多いのではないでしょうか? しかし、自分の口臭はなかなか自分では気づきにくいですよね……。

 

そこで今回、銀座トリニティ デンタルクリニック 福島一隆先生ご協力のもと、口臭の原因や口腔トラブルと関係が深い『アンモニア』『虫歯菌』の数値をはじめとした6項目を測定できる「SiLL-Ha(シルハ)」を使った口腔内チェックおよび、口臭ケアについての詳しい方法を伝授していただきました!

 

そもそも、歯磨きのあと、本当に口臭がとれているの?

シルハ(SiLL-Ha)とは、オーラルケアに関する6項目を、5分で同時測定できる最新の唾液検査用装置。

測定結果はレーダーチャートで反映され、自覚しづらい口腔内の状態を客観的なデータを通じて把握することができます。

一般的には検査時点での状況だけを調べますが、今回は特別に、歯磨き前と、したあとの2回実施。どのくらい口臭が変わるのか?を見てもらいました。

 

「検査」とはいえ、口をすすぐだけで完了!

2時間程前に昼食を済ませ、歯を磨かない状態で検査に臨みました。測定の流れは、まずキットに入っている洗口用水(3ml)で10秒間口をすすぎ、コップに吐出。その液を試験紙にスポイトで滴下し、結果を待つだけ。

 

歯を磨いていないので少しドキドキ……。結果はこのようになりました!

 

測定結果は「歯の健康」「歯ぐきの健康」「口腔清潔度」に関する3つのカテゴリに分かれおり、それぞれ「虫歯」「歯周病」「口臭」に関わる数値とのこと。ご覧の通り細かく分けて計6つの項目を測定することができ、上部の6角形が小さいほど口腔内の健康状態が良いことを示します。

 

口臭に関連する『アンモニア』の数値は59と平均レベル――。この検査結果について先生にお話を伺いました。

 

食事から2時間、この口臭の原因はいったいナニ…?

福島先生:

「内科的な要因を除くと、口臭の主な原因となるのが口腔内の細菌と乾燥です。

 

今回、2時間前に昼食をとられたとのことで空腹状態(口が渇ききった状態)ではなかったということ、さらに食事で食べ物と一緒に口の中の菌も流れている状態であったことから、歯磨きをしていなかったにも関わらずアンモニアの数値が平均レベルに抑えられたと考えられます。

 

とはいえ、厳密にいえば59という数値は平均よりやや高め。平均以下にするにはまず、“正しい方法”で歯磨きを行い、口腔内を洗浄することが第一歩となります。」

 

では「お昼の歯みがき」、何に気をつけたらいい?3つのポイント

口臭ケアの基本はお口の中をきれいに保つこと。この機会に、改めて正しい歯の磨き方について先生に教えていただきました。

 

ポイントはズバリ3つ

☑歯磨きは最低でも10分間行う

☑磨く順番をきちんと決める

☑自分に合った歯ブラシ&研磨剤などの粒子が入っていない歯磨き粉を使う

 

先生によると、1本の歯を磨くのに最低でも20秒は必要とのこと。歯が28本だと計算し、10分間の時間をかけるのが理想。毎食後時間を取るのが難しい方は、寝る前だけでも実践してみると良いとのことです。

 

2つ目のポイントは、歯を磨く順番を決めるということ。テレビを見ながら、スマホをいじりながら無意識的に歯磨きをしていると、磨く範囲に偏りが出てしまうので、磨き始める歯を決め、順番良くブラッシングしていくことで磨き残しを防ぐことができます。

 

3つ目について、自分に合った歯ブラシとは、歯や歯茎に毛束の部分を当てたときに痛みを感じずに負担なくブラッシングできるもの。粒子入りの歯磨き粉は、痩せた歯茎の間などに詰まる可能性があるので、なるべく使わない方が良いそうです。

 

先生に効果的なブラッシング方法を伝授いただいたところで、早速歯磨き!

 

アドバイス通り、丁寧に、いつもより時間をかけて磨きました。数値は改善されるのか2回目の検査を行ってみたいと思います!

 

気になる2回目の検査結果は……?

 

※わかりやすいよう、1回目と2回目の結果を重ねています。

 

口の中をしっかりと洗浄した成果がきちんと出ました! 酸性度を除く全ての項目が改善(数値は低いほど良い)。

 

最も変化の大きかったのは口臭に関わるアンモニアの数値。59から27へと標準(平均的)から少なめへと引き下げることができ、先生から教わった方法で実践した歯磨きの効果がはっきりと表れる結果となりました!

 

「酸性度」の改善には「唾液」が重要です!

また、今回変化のなかった『酸性度』について先生に考察いただきました。

 

福島先生:

「この項目は、文字通り唾液の酸性度を示します。数値が高いとむし歯になりやすいことを意味し、唾液の量が少なく口の中が渇いている傾向にあるとこの数値が上昇するともいわれているようです。

 

検査時の体調にも左右される場合もあり、もちろん、唾液の分泌量の多い少ないだけで決まる数値ではありませんが、唾液を増やすことで『酸性度』の値が低減するとも言われています。

 

唾液を出すには、≪耳下腺マッサージ≫≪あいうべ体操≫(下記参照)がよく知られている方法です。とても簡単なので、口の中の乾燥が気になったときにやってみると良いでしょう。」

 

唾液を出す「マッサージ」と「体操」はコレ

①耳下腺マッサージ

耳下腺は唾液腺3つの中で、最も唾液を分泌する腺。耳の横(上の奥歯あたり)にあり、その部分に指3本を当て、やさしく押して刺激する。

 

②あいうべ体操

口を大きくあけて「あいう」、舌を伸ばして「べー」をする体操。口呼吸改善にもなり、口を大きくあけたり、舌を出すことで唾液が分泌します。

 

「コーヒーで口が臭くなる」人はどうする…?日々のケアは

 

何かと忙しい40代。日々の生活に簡単に取り入れられる口臭ケアについて先生に伺いました。

 

福島先生:

「例えば、職場でコーヒーを飲むというシーンが働く女性の日常にはあるかと思います。

 

口腔内が乾燥しているときにコーヒーを飲むと、口臭が強くなることがあるようです。コーヒーにはご存知の通り利尿作用があり水分を体の外へ出してしまうので、さらに乾燥状態を招いてしまう可能性があります。先程も述べた通り口腔内の乾燥は口臭につながる場合もあるので、水分を十分に摂ってから(コーヒーを)お飲みいただくと、口臭ケアだけではなく体内の水分補給にも良いと思います。

 

忙しくて、ランチがとれなかったときは、昼食時に分泌されるはずだった唾液が出ていないので、夕方の時間帯からお口の中が乾燥気味になることがあります。また、大事な会議やプレゼン前など精神的な緊張度が高まると唾液の分泌が少なくなます。

 

このようなときも、口臭が強くなる傾向にありますので、お水をしっかりと摂っていただくと良いでしょう。緑茶はリラックス効果もあるのでおすすめですが、カフェインが強いタイプは避けた方がいいかもしれません。

 

移動中や仕事中に『耳下腺マッサージ』『あいうべ体操』など気軽に取り入れられるケアを続けること、加えてコンビニでも買えるL8020という虫歯菌・歯周病菌を減らす効果のある乳酸菌を使用した製品を習慣的に摂取するのも効果的ですね。」

 

 

丁寧な歯磨きと、唾液をしっかりと出してお口の渇きを抑えること。この2つは口臭ケアに欠かせないポイントですが、40 代から自覚症状のでやすい歯周病を患っている場合は、自己流の歯の磨き方では不十分な可能性があり、(口臭を抑えるためには)他に専門的な治療を要することも。

 

自分が歯周病なのか、また歯周病がどの程度進行しているのか、他の口腔トラブルを抱えているのかなどを把握するためにも、定期的に歯科医院で検査やクリ―ニングをするのが良さそうです。先生によると3ヵ月に1回、忙しい方でも半年に1回は歯科医院で診てもらうことが理想とのこと。

 

口臭ケアの第一歩は、自分の口腔内の健康状態を把握することから。毎日できることを続けて、無理ないケアをしていきましょう。

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