なんで女は「2つめ30%オフ」につられちゃうの?買い物心理を手玉にとる
あいている時間で好きなことをしているだけなのに、お金が増えたらとっても幸せ!
副業で趣味のハンドメイド作品を販売、完全に余暇だけなのに月3万円売っている「時給5000円ぐらし」のノウハウ連載です。
今回は、セール時期の浮き足立ったお客さんを上手につかまえて、年末年始を優雅に過ごす黒字の捻出術。
あなたが「好きなことをお金に変える」なら、何ですか?
「今すぐお金にならないもの」こそがお金の基礎になる
ブログ、転売、FXなど、みなさんもいろいろな副業をご検討なさっていると思います。私がやっているのは、小さなアクササリー類を作り、それを販売する副業。趣味がそのまま実益に結びついたパターンです。
さて、こういう商品販売系の副業を長く続けていると、必ず直面するのが材料や商品の「在庫」問題。
販売を始めてみたいけれど、「この狭い家のどこに商品をしまっておこう……?」と想像して、あきらめるパターンも多いと思います。
そう、売れるものをメインで作っていたとしても、それだけ作るわけにもいかないのが商売です。
ですが、それは必要悪といいますか、売れなくても、必ず作っておかなければいけないものでもあるのです。
というのも、以前の回で書きましたが、バリエーションの多さはお客様にとっての何よりのサービスです。そこを怠っていると、商品の質も低く見えますし、なによりお客様の購入意欲が落ちてしまうのです。
品数が多い=いいこと。バリエーションは多いほどいい
実は、商品を売るためには、売れないバージョンも作っておかなければいけません。そうなると一定の在庫が出来上がります。
売れているのならば、それはそのままお店に飾っておいたらいいと思いますが、問題はそのラインを処分したいとき。こういうとき、在庫を一掃できるのが、ダブル購入です。
なぜ「2つめ30%オフ」だけでぐっと魅力が出るのか
ダブル購入とは、1個の購入ではなく、2個まとめて購入してもらう戦略のこと。売れるものと売れないものをセット販売して割安感を演出するのです。
そうすると「どう考えても、2個は買わないだろう」という商品でも、顧客が友人を誘って購入するケースが多々あります。
また、「せっかくだから、いつもお世話になっているあの人におそろいでプレゼントしよう」という気にもなります。
なんにせよ、ひとつ買うよりもまとめて買ってわけようという心理が働くのです。某ファストフードチェーン店で、ハンバーガーひとつ買うよりも、セットで買った方がお得だしお腹もたまるから、この際お昼代わりにしてしまおうという心理と同じです。
ポイントは「時期」。みんなが買い物気分になっている時期に売る
これには時期が大切です。何もない時期に単独でセールにしてもあまり効果はありません。対して安くなくても、俗にいうセール期間に期間限定セット販売をするといいでしょう。「クリスマス特別セール」や「年末年始のセール」に合わせて時期を設定します。要するにセール時期に乗っかるということです。
そうすることで、「この期間はセールが当たり前」という雰囲気を醸し出し、売れ残り感も少なくなりますし、何より購買意欲のアップしているセール時期、自然と購買意欲も高まり、商品を手に取ってもらえる心理状態になっている為、売り上げもUPします。
「セット販売マニア」の初回客も結構多いのです
このように、世の中のセール期間を利用したセット販売で、購入者の購入意欲を刺激すると、在庫を一掃したいときには効果的です。リピーターさんにも初回のお客様にも手に取ってもらいやすくなりますので、是非定期的にダブル購入セール期間を設けてみてください。
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