「更年期のせい」と思い込んだまま過ごしていたら、私は50歳まで生きられなかったかもしれない

2026.10.25 LIFE

閉経の前後5年を一般に、更年期と呼びます。日本人の閉経の平均年齢は50歳なので、45-55歳の世代は更年期に当たる人が多いもの。身体の不調に苦しみ「更年期障害」の状態に至る人もいます。

私ってもう更年期なの?みんなはどうなの?

オトナサローネは同世代の女性100人がいまどのような更年期を迎えているのか、そのあり方を取材しています。(ご本人の年齢や各種の数値は取材時点のものです)

【100人の更年期・リバイバル】

 

ユミさん 47歳
夫と18歳の子どもとの三人暮らし。46歳で乳がんになり右乳房を全摘出。2週間後から仕事復帰するも、健康的な生活をおくるため47歳で退職。

 

「更年期ってこんなにつらいの?」44歳、眠れない日々で家事までつらくなって

コールセンターで働くユミさんは、毎朝6時に起き、家族の弁当を作って出勤、帰宅後は夕飯作りなどの家事が平日のルーティンでした。体の異変を感じるまでは。

 

「44歳のあるときから、眠れない日が多くなりました。眠っても夜中に起きてしまって寝不足になるため、昼間に眠気が襲ってきたり、だるさを感じたりするようになりました」

 

不眠の原因を知るためインターネットで検索すると、更年期という言葉が目に留まりました。ユミさんは「そういう年頃になったから不眠は仕方がない」と思い、市販の睡眠改善薬で対処することにしました。ところが、薬を飲んでもいっこうに不眠は改善されません。眠れない日々が続き、倦怠感は増すばかり。

 

「異常なだるさで、毎日できていた家事をするのがおっくうになりました。更年期とはこんなに辛いものなのか、と思いました」

 

「30年分の生理痛が一気に来たみたい」45歳を襲った突然の激痛

そんなユミさんの体に、さらなる異変が現れます。45歳のある日、これまでに感じたことがない強さの生理痛がありました。

 

「これまで生理痛はほとんどなかったんです。約30年分の生理痛がまとめて襲ってきたような痛みで、腰にまで痛みが広がりました。生理が10日くらい続くので、閉経の合図かと思いました」

 

更年期だと思ってやり過ごすにはあまりにも辛かったユミさんは、町の婦人科へ行きました。検査の結果は、粘膜下筋腫(ねんまくかきんしゅ)という子宮筋腫の一種。子宮の全摘出が必要と言われましたが、即決できませんでした。

 

本編では、44歳頃から不眠や強い倦怠感に悩まされるようになったユミさんのお話をお届けしました。そして▶▶ブラに血がついている…。46歳女性が「擦れただけ」と思った乳頭出血、検査で告げられた病名 では、思いもしなかった診断を受けることとなるユミさんの体験についてお届けします。

 

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