中山美穂、黄昏80年代アイドルがイメージ挽回してオンナを上げる方法
新しいドラマが始まると、視聴率や視聴者の意見が織り込まれた記事が出ます。あるネットニュースで、女優・中山美穂が出演する「黄昏流星群」(フジテレビ系)についての記事を読んでいたところ、「(中山は)不倫をして子どもを捨てたのに、よく母親役ができるな」という批判に驚かされたのでした。
プライベートと仕事、関係なくね?
男性のミュージシャンや俳優が売れて妻子を捨てても「恋愛の歌を歌うな!」とか「父親役をやるな!」とは言われないのに、女性が同じこと(不倫)をすると、この言われよう。不倫は女性にだけソンと言わざるをえませんが、また、中山サンもやり方がヘタクソすぎる。
中山サン、その離婚の経緯とは
中山サンは離婚の経緯を「美ST」(光文社)に独白しています。長いこと子宮筋腫を患っていた中山サンが出会ったのがその男性で、その男性は治療や手術の心配をしてくれたそうです。「元の生活に戻り同じことを繰り返すことは考えられなくなった」中山サンは元夫である作家の辻仁成センセイと離婚の話を進め、「長男の親権を渡すことが離婚の条件だった」と言っています。中山サンの意見を私が勝手に補足しますと、闘病していたのに夫は無理解で、そんなときに優しい男性に出会ってしまった、息子の親権は渡したくなかったけれど離婚するためには仕方がなかった、もしくは何でもいいから別れたかったということでしょう。
妻の病気の時に、夫がさして興味がない(ように見える)とか、まるで役に立たないという話は、あるあるなので、離婚の経緯に共感する女性はいるかもしれません。しかし、相手がさぁ。
不倫相手の渋谷慶一郎氏は、東京芸大卒の電子音楽作曲家。パリやオランダなど世界中で公演をするなど、経歴は申し分のないお方。・・・けれど、なぜでしょう、画像から漂うナルシスト臭がすごい。自分大好きな人は、女性をアクセサリーとしか考えていないので、「このクラスのオンナとつきあってるオレ」が好きなのであり、カップルとして日々を重ねて行くことに興味はないような気がするのです。「週刊文春」(文藝春秋社)に取材された渋谷氏の母は「うちの子は若い子が好きだから、結婚はないと思う」とクソミソに言うなど、80年代トップアイドルの面目は丸つぶれです。
予想通りというべきでしょうか、中山サンはある日「ひとりでいるほうがストレスないならそれがいい。一緒にいるけど浮気はするよ、なら言ってくれ」という意味深なツイートをします。その後、「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)に出演した際は、「恋はもういいかな」と発言するなど、破局を匂わせます。
世の中は「勝てば官軍」ですから、たとえ不倫の恋であっても、それで幸せになれば「運命だった」と世間は見てくれます。しかし、失敗すると、子どもを傷つけた上にオトコにも捨てられたバカなオンナと言われてしまう。彼女の全盛期にツイてるねノッてるねと一緒に歌った身としては忍びないので、ここは頼まれもしないのに、ツイてないノッてない中山サンのイメージアップ作戦を考えてみたいと思います。
薄幸女あるある:いつも「合わない男」に惹かれる
中山サンのていたらくを招いたのは男性関係であることは間違いありませんが、中山サン、合わないオトコを好きになるのはもうやめようと言いたい。
前夫の辻センセイは芥川賞作家であり、渋谷氏は世界的な作曲家。どうも中山サンは「才能のある、一流の男性」が好きなようです。
しかし、あなたみたいなスターと、才能のあるオトコは食い合わせとしては、最悪なんですよ!
才能のある男性と芸能界の女性が結婚することは、ちょくちょくあります。しかし、相手の女性が日本人なら誰でも知ってるクラスの大物かというと、そんなことはない。むしろ芸能人として二流のほうがいいのです。
先日、俳優・渡辺謙と離婚を発表した女優の南果歩も中山サンと同じく、才能のあるオトコが好きなのだと思います。初婚の相手はこの辻センセイでした。しかし、芥川賞を取った辻センセイ、ビッグになると調子に乗り始めます。ある女優を主役に映画を撮るのですが、その女優こそ、辻センセイの不倫相手と言われていました。南果歩は「辻さん、変わった」の言葉を残して離婚。辻センセイはその後、その女優ではなく中山サンと結婚します。それでは女優はどうなったかというと、のちに脚本家の三谷幸喜氏と結婚し、出産しています。今は子育てと三谷氏のお母さんの介護も引き受けているそうです。
辻仁成、三谷幸喜という才能のある二人の男性の間を、三人の女優がぐるぐる回ってパートナーチェンジをするさまは、オクラホマミキサーのようですが、今のところ、結婚に敗れていないのは一番売れていない女優です。
このケースでもわかるとおり、才能のあるオトコと結婚し生活を続けていきたいのなら、芸能活動はせず、出産と介護を喜んで引き受けなくてはなりません。文壇で言うと、芥川賞作家の平野敬一郎センセイもモデルと結婚し、おしどり夫婦として知られていますが、失礼ながら夫人は知名度の点で言えば中山サンには及ばない。しかし、そこが円満のコツなのではないでしょうか。家の中にスターが二人いたらややこしくてしょうがないのです。
そんな中山サンが改めて輝く方法が私たちの指針にもなる。次ページ
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