昼寝は仕事効率を34%上げる!何分寝るのが最適?コーヒーで同僚への「面倒見」がよくなる⁉ 【科学的に証明された、脳が冴えるルーティン】
午後になると強い眠気に襲われたり、集中力が切れて仕事が思うように進まなかったりしていませんか。コーヒーでごまかす、気合で乗り切る――そんな対処を繰り返している人も多いかもしれません。
言語学者で明治大学教授の堀田秀吾氏は、やる気が出ない、続かない原因は「意志の弱さではなく、脳の初期設定」だと語ります。
本記事では、ハーバード、スタンフォード、オックスフォードなど、世界の研究機関において証明された「日常のテクニック112個」をまとめた堀田氏の著書から、“意志力に頼らず仕事の効率を高める習慣”を2つご紹介します。
※本記事は書籍『ハーバード、スタンフォード、オックスフォード… 科学的に証明された すごい習慣大百科 人生が変わるテクニック112個集めました』(堀田秀吾:著/SBクリエイティブ)から一部抜粋・編集したものです
「短期的な昼寝」がパフォーマンスをアップさせる
さまざまな眠気対策があるなかで、じつは「思い切って昼寝をする」ことが、とても効果的であることがわかっています。30分以内の昼寝には、眠気対策・パフォーマンス・記憶力・健康効果があるのです。そのひとつに、「26分の仮眠をとることで、パフォーマンスが睡眠前よりも34パーセント向上する」というNASA(アメリカ航空宇宙局)のローズカインドらの研究があります。
いわゆる“睡魔”とは、言語、記憶、思考などを司つかさどる脳の「大脳皮質」が疲れてくることで生じるため、いかにして「大脳皮質」を、瞬間的に回復させるかがポイントになります。そこで、NASAの研究者らは、飛行機のパイロットたちにコックピットで仮眠をとらせるという実験を行いました。
すると、彼らの能力は睡眠前に比べ、平均26分の睡眠をとったときにパフォーマンスがもっとも向上することがわかり、向上率はじつに34パーセントという数値を記録したそうです。
大事なことは、昼寝は昼寝でも“短期的な昼寝をする”ということです。この実験では、30分以上寝ると生産性が落ちることも実証されており、寝たぶんだけ回復するわけではないことも判明しています。
また、目を閉じるだけで、脳はリラックス効果のあるアルファ波が出るため、「疲れたな」と思ったら5分ほど目を閉じるだけでも効果があります。
昼寝は「つながりを思い出す力」を高める
ザールラント大学のシュトゥトゥらの研究によると、昼寝をすると、「意味のつながりのある記憶(連合記憶)」が守られる一方で、「単なる言葉を覚える記憶(項目記憶)」は、昼寝してもしなくても下がってしまうことがわかりました。
脳波を見ると、昼寝中の「スピンドル(眠っているときの脳のリズム)」が多い人ほど、記憶の成績がよかったそうです。結局、昼寝には「つながりを思い出す力」を高める効果があり、脳の働きと関係していることが示された形になります。
昼寝は心臓病死のリスクを下げる
昼寝は健康面においても重要性が説かれています。
アテネ大学医学部のナスカらの成人を対象にした調査では、30分間の昼寝を週に3回以上とっている人は、心臓病死のリスクが約37パーセント低下することも明らかになったそうです。
昼寝と聞くと、日本人はいいイメージをもたない人が多いですが、スペインではシエスタといって習慣になっているほど。冴えさせるためにあえて少しだけ寝ることも効果的なのです。
【CHECK】パフォーマンスをアップさせたいなら思い切って昼寝をとるのも手。ただし30分以内にすること
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