
新宿から150分。200円で新酒ワインが飲める「長野・塩尻」の旅
ボジョレー・ヌーボーとはフランスのボジョレー地方で、その年の採れたブドウで造った新種のワインを味わうお祭りのこと。転じて、その年できたてのワインを味わうお祭りとして、日本でもすっかり定着していますが、今回は10月23日に長野県塩尻で行われたお祭りで、塩尻のワイナリーで作られた新酒を味わってきました!
特急あずさでワイン祭りへGO!
日本でも増殖中のワイナリー。夏から秋にかけて、山梨や長野で結構ワイン祭りが開催されていますよね。でも一度も行ったことがなかったので、今回は(規模としては割と小さめ?)塩尻のイベントに行ってきました!
今回のイベントのメインは、そばのお祭り「第4回 そば切り物語り」ですが、同じ会場で同時に開催されている「塩尻ヌーボーピクニック」に参加。
本当は塩尻で春に行われるワインまつり「塩尻ワイナリーフェスタ」の方が有名らしいです。そっちの方は、地元の人でもチケットがなかなか取れないくらいの人気なのだそう。
ちなみに塩尻は中央本線の終着駅、松本の1つ手前。意外?と寒いです。
遺跡の公園で5つのワイナリーのワインを
ブースで測りながらそそいでくれます
塩尻にワイナリーは9つ。今回のイベントでは、そのうちの5つのワイナリーがブースを出していました。会場は8000年前から人が住んでいたという平出遺跡の公園。すぐそばに遺跡があります。縄文時代から人が住んでいたそうです!すごい。
参加ワイナリーの五一ワインと井筒ワインは、国産のワイナリーの中でも割と有名なので、知っている人は多いのでは? 私も日ごろ利用している有機野菜の宅配で取り扱っているので、たまに注文して飲みます。
それぞれ赤、白、ワイナリーによっては、ロゼを飲むことができます。最初に500円でグラス(+ワイン1杯分つき)を買い、あとは1杯200円。2000円分のチケットを買うと11杯飲めるので、そっちの方がお得です。
古代から人が住んでいたそう
全部で15種類のワインが飲めましたが、一番おいしかったのは井筒ワインのケルナー(白)でした。新酒だからどれもみんなさらっとしているのですが、このケルナーはきりっとしていて、するするといくらでも飲めてしまいそう。
買って帰りたい!と思っても、どのワインもこのイベントでは販売しておらず…。欲しい人は、地元のスーパーや酒屋へ行くか、ものによっては予約限定品のものも。ちなみにこのケルナーも予約品でした。
このイベントでは日本酒の試飲もありました。ワインがあまり好きではない人はそちらの方がおすすめかもしれません。

会場のそばにもぶどう畑が!ぶどうがなっています
会場で知り合った中年のご夫婦は、地元のぶどう農家だそうで、今年のワインのできを飲みに来たのだとか。原料のぶどうをワイナリーに卸していても、このイベントに来ないと新酒は飲めないのだとか。
まだ記憶に新しいと思いますが、今年の秋は長野も大雨で大打撃を受けたため、ぶどうの収穫高が今ひとつだったそうです。
このご夫婦の農園ではコンコードやメルローを栽培していて、いいぶどうをつける木は100年以上持つんだそうです(!)。まさに金のなる木!というと下世話ですが、ぶどう木を慈しみつつ、自然とともに暮らしているっていいなぁとしみじみ思いました。

もちろんそばもいただきました
このお祭り、メインはおそばなので、もちろんおそばのブースも多数出ており、ワインよりもすごい人だかり。「ひすいそば」という長野県が開発した新しい品種のそばがいただけました。
それ以外に、農作物や名物の山賊焼き、おやきなどの販売も。

野菜もリーズナブルで新鮮!
国産ワインというと、「今いち…」っていう人も多いですが、こうやって生産地に来て出来立てを飲むとイメージが変わります。ぜひ来年の春のワイン祭りにも来てみたい!と思ったのでした。

駅のホームにもぶどうの木が!奥にあるのが見えますか?
*次回からは、オーストラリアのメルボルン! おしゃれな街並みやカフェ、コスメなどを紹介します!
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