温泉に入るお猿に会えるかも?長野「渋温泉」で年のはじめの開運温泉旅!

ノスタルジックな石畳の温泉街で知られる長野県・渋温泉。最寄り駅は長野駅から長野電鉄で約50分の湯田中駅です。マニアック温泉マニアの私から見て、温泉王国・長野県のなかでも、その湯量と泉質の良さは際立つものがあり、すべての旅館と外湯は100%源泉掛け流しという、ファンにはたまらない温泉天国です。

 

効能豊かな湯が満ちる温泉

願掛けしながら9つの外湯を巡る

渋温泉の魅力は何といっても九湯巡り。温泉街にはそれぞれ佇まいが異なる9つの外湯(共同浴場)があり、地元の人によって大切に守られてきました。渋温泉の宿に宿泊すると、各旅館で外湯巡り専用の鍵を受け取り、無料で湯巡りをすることができるのです(宿泊客以外は九番湯「大湯」のみ利用可)。
9つの外湯は泉質が微妙に異なり、湯の肌触りもまちまち。さらに、例えば胃腸病に効能がある一番湯「初湯」、眼病にいいという六番湯「目洗いの湯」、婦人病に効能がある八番湯「神明滝の湯」など、それぞれの温泉が異なる効能を持っています。

二番湯「笹の湯」は湿疹や肌荒れに効果あり

湯巡りの際には、「祈願手ぬぐい」を宿で購入し、お供にしてください。この手ぬぐいにスタンプを押しながら湯巡りし、最後に温泉街を見下ろす「渋高薬師」へお参りし、印受すれば、満願成就! 九(苦)労を流してご利益を授かる、開運温泉なのです。

手ぬぐいにスタンプをおして湯巡り

また、浴衣に着替えカラコロと下駄の音を響かせて歩く温泉街ではお土産屋のお母さんとおしゃべりしたり、出来立ての温泉饅頭を頬張ったりと、昔ながらの懐かしい温泉街!を堪能することができます。ちらほらと小雪舞う温泉情緒も魅力的です。

夜も情緒満点

外国人客に大人気のスノーモンキー

今や「スノーモンキー」の名で、世界中に知れ渡る猿が入浴する「地獄谷野猿公苑」。渋温泉からは車で10分もかからない距離にあります。しかし冬季は積雪・凍結のため一般車両が通行できなくなるため、「スノーモンキーホリデー観にバス」が3月までの土日祝日に予約制で運行しています。

ニホンザルたちが片寄せ合って温泉で温まる姿は、ほんとうに気持ちよさそう! 人間も猿も、冬は温泉が嬉しいですよね。一年の始まりに、温泉でご利益をもらい、スノーモンキーの姿にほっこりしてみてはいかがでしょう。

いい湯だな♪

渋温泉旅館組合

詳しくはこちら

スポンサーリンク