食欲も体力も落ちた。じゃあ性欲は?50歳目前の女性が考える「この先の恋愛と性」

2026.09.27 LIFE

10代の頃から月経不順と経血量の多さに悩まされてきた47歳女性。30代で月経周期が整ったことをきっかけに、自分が月経前になると強くイライラするPMSの傾向にも気づきました。

45歳頃から、月経そのものに新たな変化が。重い日は短くなった一方で、周期はどんどん早まり、ついには20日ほどに。月によっては月初と月末の2回、月経が来ることもあるようになりました。

後編では、閉経へ向かう体の変化との付き合い方から、瞑想による心の整え方、さらに50歳以降の恋愛や性について、本人の率直な思いをお届けします。

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45歳、突然月経が減ってサイクルが早まって…

その後、45歳くらいから、月経の重い日が少なくなってきました。動けなくなるのは2日くらい、前後を足しても4日くらいになりました。量も減り、ドカンと重い日が減った。

 

46歳からは周期が早くなってきて、28-30日周期だったのが3日くらいずつ早くなって、25日周期くらいになって、そのうち20日周期に。いまは20日周期のまま1年半くらいたっていて、ここのところもっと早くなってきました。

 

この周期だと、月によっては月初と月末に始まって、「あらまたすぐいらっしゃっちゃったわね」ってなるんです。で、旅行はね、温泉ならタンポンも使えるんですが、ずっと通っていた整体に行けなくなってしまって。月末に月経で安定していた頃は、月の上旬に整体に行って、中旬に鍼灸に行っていたんですが、血がドバドバ出ているときは整体どころじゃないでしょ。キャンセルしないとならない。これはいまとっても困っています。

 

私はPMSの精神安定に瞑想が効きました

ちょっとディープなスピリチュアル系の話ですが、この2年ほどは毎朝30分ほどマントラ系の瞑想をやっています。師匠はお仕事でお世話になる機会があったヨグマタの相川先生や、瞑想ティーチャーの渡邉先生。PMSの頃からそうですが、信仰とかではなく、「きょうも1日私の中のけものを飼いならせますように」と、平穏を求めてやっています。

 

いま、私は「究極の瞑想」というアプリを愛用中。これは渡邉先生の作です。瞑想は流派がいろいろあって、入門すると自分のマントラを授けてもらうことが多いんですが、渡邉先生の場合は汎用性の高い「アーハム」と「ソーハム」を使っているので、ちょっと自学もできます。

 

瞑想を続けて、私はおだやかになったと思います。すごくカッとなりやすいから、カーッとなっている自分を抑えられないと毎日が本当にすごいことになっちゃう。瞑想を始めてからはカーッとなりにくくなって、腹が立つ前に「まあ、いっか」と思えるようになりました。これは長い目で見て更年期対策としてもいいと思っています。

 

周囲の先輩たちの経緯もそれぞれ。鬱になる人も

私の母は50歳くらいで閉経しましたが、更年期障害はあまりなかったと言っていました。なので、仕事で接触する先輩がたにはいろいろな話を積極的に聞いています。

 

ある人は、私みたいにどんどん周期が近くなって、あるときから逆に間遠になって、50歳で閉経して、そのあとからホットフラッシュが始まったんですって。こればかりは実際になってみないとわからないですね。私は症状が強くなってきたらまた漢方の先生に駆け込もうと思っています。

 

かつての上司には「私、更年期障害なかったわよ」という人もいました。体質もあるんですよね、元気な体質の人はそのまま元気なんじゃないかな。私の印象では、体を動かす趣味を持っている人は軽い傾向を感じます。

 

でも、怖い症状もありますよね。知り合いには心臓の動悸が激しくなる症状が出た人もいます。心臓はやっぱり、大丈夫だとわかっていても、このまま呼吸がとまったらどうしようって不安になるでしょう? それで、怖くて一時期外に出られなくなったそう。

 

私自身、仕事で知り合う医師にホルモン補充療法を勧められることもありますが、個人的な考えがあってそれを選んでいません。辛いならやったほうがいいし、トラブルが出て、たとえば外に出ることすら怖くなっている人なら、閉経を延ばしてソフトランディングしたほうがいいですよね。

 

思えば、私は30代後半のPMSの飼いならしの頃からそのソフトランディングを始めていて、本当に長い旅です。でも、その困難を補ってあまりあるくらいに女性ホルモンにはご加護があるんですね。

 

外に出られなくなった人は、外に出ないことで一時期鬱になりましたが、でも更年期障害は必ず終わるんですね。症状が収まってきてちょっとずつ出られるようになって鬱も収まってきたそうです。

「私もイライラしてるの」って言い出せない人たちも、これは自分のせいじゃなくて、ホルモンのせいだからって考えて、自分を責めないでほしいなと思います。

 

50歳目前、いまの疑問は「このあと60代までの性」

なかなか人に聞けないのが、これから60代へ向けて私たちの性欲がどうなっていくのか。かつて作家の森瑤子さんが「30代がいちばん強かったと」言っていた記憶がありますが、40代に入ると極端にときめきが少なくなってきませんか?

 

これから先の恋愛や性がどうなるのか、まだいけるのか。

 

たとえば、作家の三松真由美さんは「アラ還に近いほうが行為が深くなっていい」と書いてました。でね、私はシングルですが、これから彼氏ができたときに、何というか、めくるめく夜がまだ味わえるのかな?と。味わえないのであれば、もう彼氏なんていなくていいのかなって思うんです。オトコの人って場所とるでしょ? うちに夜きてもらって何もなくて、ただ場所だけとられても困るなと。今後、まだ三松さんみたいに深くて楽しいなら、彼氏を探そうかなって思うけれど、そうじゃないならちょっとどうしよっかな…って思います。

 

こういう話、実は親しい友人ともストレートにはしにくいですよね。

 

恋愛のドキドキする気持ちの部分より、フィジカル的に自分の機能がどのくらい「大丈夫」なのか。本当にこのあと、楽しくなれるのかしら。そんなにできなくなるという感じなら、いま頑張って「肉活」しないとね、なんて思います。

 

というのも、最近年下婚をした同じ年の友人(女)が、「お相手は若い人じゃなきゃ」と言うの。私たちの感覚だと、自分が年をとっていくなら相手の男性も年をとっていき、たとえば60歳のときの彼氏は70歳だったりするのかな…?って思うけど、そうじゃない、相手は若いほうがいいって。

 

40代に入ったら、まずあれだけ旺盛だった食欲が減りましたよね。胃もたれするようになって、体力だって落ちた。でも性欲だけが元気ということはきっとない気がするんです。とはいえ、周囲には、もう60歳近いのにずっと恋愛にアクティブだった先輩もいるし、私たち東洋人は若く見えると言うから外国人という手もあるのかな、もしフィジカルに楽しめる要素が体にあるなら、私はそれを楽しみたいなって思います。

 

だって、もうメンタル的に、よくわかんないオトコにいちいち怒られたくないし、ダメ出しもされたくないでしょう? 別に新しい世界を教えてほしくもない。じゃあ、私が教えたいかというと、そんなめんどくさいこともいやだ、教えたくもない。お互いの思いやりが少しだけ介在して、好意を持ってフィジカルな部分を楽しめるのならそれも素敵ですよね。

 

もしそんなめくるめく世界が待っているなら、60歳過ぎてから敢えて熟女バーでも開いて、怒られにくる若い男の子を叱ってあげようと思っています。

ポジティブですねって? いえ、私はこうして自分の中のケモノを飼いならしてきたんだなって思います。まだまだ旅は続きます。

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本記事は2019年2月初回配信、2026年9月に加筆修正されました

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