「いっけん」ではありません!「一献」の読み方、知っていますか?
「こう読むんじゃないの?」と思い込んで、漢字を読み間違えてしまった経験、ありませんか?
本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。
本記事でご紹介する「一献」。特に注意すべきは「献」の読み方です。「けん」と読みたくなるところですが…
「一献」の読み方は?
まず「一献」とは
1 1杯の酒。また、酒を酌んで飲むこと。
2 酒の振る舞い。酒盛り。
3 一度目の酒肴(しゅこう)。
4 室町時代以後の酒宴の礼法で、吸い物や肴(さかな)の膳(ぜん)に杯・銚子(ちょうし)を添えて客に出し、酒を3杯すすめること。出典元:小学館 デジタル大辞泉
を指します。日常生活ではあまり馴染みのない言葉かと思いますが、神前結婚式で行われる「三三九度(さんさんくど)」という儀式を知っている人は知っているかもしれません。
3つの同じ盃を夫婦となる2人がともに使い、初めに男性が三度、次に女性が三度、最後に男性が三度、合計九度お神酒を頂く「三三九度」。この儀式は「夫婦が盃を交わすことで契りを結ぶ」という意味が込められています。これは「三献の儀」とも呼ばれています。
「一献」は盃が一巡することを表します。男性→女性→男性と三回巡るので「三献」です。
そんな「一献」。「献上」などの印象から「いっけん」と読んだ人もいるかと思いますが、「いっけん」は間違い。「献」のもう一つの音読みが「一献」の正しい読み方に当てはまります。
正解は…
「いっこん」です。
「献」の読みは
- 音読み ケン・コン
- 訓読み ささげる・たてまつる・まつる
(出典元:献|漢字一字|漢字ペディア)
です。
『漢字ペディア』内の「献(コン)」を使った言葉には「一献」以外に「献立」しか掲載されていませんでした。「献(コン)」と読むものはあまり多くなさそうです。
神前結婚式以外で“1杯の酒”のことを「一献」という機会はないかもしれませんが、この際、正しい読み方を覚えてしまいましょう!
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