「つるくびして」ではもちろんありません。「鶴首して」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「鶴首して」です。
「鶴首して」の読み方は?
そのまま「つるくびして」と読みたくなるところですが、「〜して」の表現で「鶴首」を「つるくび」と読むのは間違い。意味を調べてみると、確かに比喩表現として「鶴」の「首」を表していることに間違いはないのですが……。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「かくしゅして」です。
「鶴首」の意味は
《鶴のように首を長くのばす意から》物事や時日のやってくるのを今か今かと待ちわびること。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
で、例文には「鶴首して吉報を待つ」などが挙げられます。
なお「鶴首(つるくび)」と読む場合には
1 徳利・花瓶などで、口のあたりが鶴の首のように細長いもの。
2 首が長いこと。また、その首や、そういう人。
3 ユウガオの一品種。実は先が丸く基部が柄状をなし、半分に割って柄杓(えじゃく)にする。出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
では「鶴脛」はなんと読む?!なにを意味する?!
「鶴」は音読みで「カク」と訓読みで「つる」と読みます。「鶴首」は「かくしゅ」で“待ちわびること”を、「つるくび」で“鶴の首のように細長いもの”や“首が長いこと”を表しました。では、「鶴脛」はなんと読むでしょうか?
ちなみに「脛」は“すね。はぎ。ひざから足首の部分。(引用元:脛|漢字一字|漢字ペディア)”を表し、音読みで「ケイ」と訓読みで「すね・はぎ」と読みます。
正解は……
「つるはぎ」または「カクケイ」です。
なお「鶴首」同様、読みによって表すものが変わります。
- つるはぎ 着物の丈が短く、すねが長く現れ出ていること。
- カクケイ ツルの脛(はぎ)のこと。
少し紛らわしいですね……!
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