42歳で愛人生活を終えたミチコ。心の隙間を埋めたのは…
「今、オトナ独女に追い風が吹いている」
そんな明るいメッセージを掲げ、オトナ婚成功者の実体験を丁寧に記事化。人気を博したミナト薫さんの【40代からのオトナ婚 】をリバイバル配信。
シリーズ6回目は、47歳で結婚したミチコさんのエピソードです。
ミチコの場合:全4話の3話目になります。
>>最初から読むラブストーリーは突然に。ミチコの愛人生活はドラマチックに幕を開けた
>>前回を読む
どこで彼と出会ったの?
彼はどんな人?
どうしたら結婚できたの?
などなど、気になるオトナ婚の実態に、ミナト薫(47歳)が迫ります。
*連載一覧
前回までのあらすじ
秘書として公私を共にするようになったミチコと男性。そして10年…別れは突然に。大きな喪失感におそわれたミチコは、このときすでに43歳になっていた。
献身的に支えてくれた「すべてを知る男」
10年の不倫を経て彼と死別し、現在は別のパートナーと結婚したミチコさん。その現パートナーとは、ミチコさんが愛人関係を持っていた男性が所属するマネージメント会社の元担当者なのだそう。当時から頻繁に不倫相手の彼の事務所や自宅に出入りしていて、ミチコさんとも数年間の交流があったそう。
当然パートナーさんは、ミチコさんが男性の愛人であること、その関係が10年近く続いていることなどもすべて知っていたとのこと。
「彼がテレビやメディアに出演する際にお願いしていたマネージメント会社がありました。今のパートナーは当時の彼の担当者です。著書が発売された時には一緒に宣伝方法を考えたり、晩年彼の体調が悪くなってからは病院に連れて行ってくれたり、いろいろと助けてもらいました」
その現パートナーさんは当時45歳。当時42歳だったミチコさんの3歳上で、バツイチ独身でした。その時から、現パートナーさんはミチコさんに好意を示していたんですよね?
「はい。プライベートなメールを送ってきたり、食事に誘って来ることはありました。でも、私はきちんと断り続けていました。『あなたと私は仕事上での関係です。ごめんなさい』と。なぜなら、彼が病気になって私は他のことが考えられる状況ではなかったし、何より私は彼のことが本当に好きだったので」
彼の死を一緒に乗り越えてくれた人と・・・
闘病生活を経て、彼は72歳で亡くなります。ミチコさんは、愛人という難しい立場でありながら、最後まで仕事面でも私生活でもサポートを続けました。
「彼が亡くなる時は、本当に大変でした。闘病生活もきつかったですし、その時は私も現パートナーも一緒になって彼を支えていました。そして私は愛人の身でしたが、秘書でもあったので、幸いにも葬儀に参列することができました。葬儀で彼を見送り、関係のあった方々に連絡をし、すべてが終わった時、悲しみと同時になんだかホッとしたんです。やっと落ち着いて自分のことを考えられるようになったというか。これからどうしようかな、地元に帰ろうかな、そんなことを考え始めた時、気付くと私のすぐそばにいたのが、現パートナーでした」
落ち込んでいたミチコさんをパートナーさんが支えてくれたんですね。
>>次回に続きます。
>>愛人生活、最愛の人との死別。ミチコのすべてを受け入れた男
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