ホットクックは便利なだけではない。実力以上に「美味しく作れる」理由とは?【開発秘話#8】
「買ってみたいけど、使い勝手はどうなの?」美顔器と並んでよく質問を受けるのが調理家電。代表格がシャープの「ホットクック」です。
開発者に「なんでコレ作ったの?」とお聞きするシリーズ、ホットクックの後編です。
前編はこちらから【開発秘話聞いちゃお!#8 後編】
これまで台所に置かれていなかったものを置いてもらう難しさ
--私がこれまでホットックックを試せなかったのも、ひとえに置く場所の問題でした。
7年目に入り、ホットクックが便利で使いやすいことは市場に浸透しました。ですが、これまで台所に置かれていなかった商品なので、やはりみなさん置き場所が確保ができません。どこに置いたらいいんでしょう、少しでも小さくしてくれたらスペースを捻出できるのにという声はずっと聞こえていたので、開発を進めていました。
--基本、小さくするのはどんなものでも大変ですよね。
本当に(ため息)。ホットクックのお鍋のようなフォルムをキープし、調理容量は保ちつつ小さくするのですが、この上の蓋のところを小さくするのが非常に大変でした。
--そうか、蓋の部分にかき混ぜ用のモーターを載せているんですね。
小さくしたいんだと技術部門に言っても、いやいや無理ですよと最初に断られて……。放熱の関係などでモーターは鍋の外側に配置したのですが、横幅を狭くするため、まずはこの固定概念から見直しました。
--やっぱり大きな変更をするには固定概念の見直しが必要なんですね…。
色んな部分の温度を測定して検証し、サイズと温度の両立ができる部分にモーターを配置することができました。ヘルシオ炊飯器では長い年月をかけて混ぜるということを研究してきましたが、今回は単一粒子であるお米を混ぜる技術とはまた違う、混ぜることそのものを総合的に実現する技術が必要でした。
出勤したら、朝から晩まで肉じゃがを食べ続ける日々
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この記事は
OTONA SALONE編集長
井一美穂
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