3回目ワクチン副反応「丸3日痛みに苦しみ抜きました」その驚きの部位とは?
接種が進むにつれ「思いのほか副反応が辛いらしい」「まったく出ない人も結構いる」などさまざまな声が聞こえてくる新型コロナワクチン3回目接種。
新潟県在住のアヤさん(50歳)は金融機関勤務。夫(53歳)、夫の両親(82歳・76歳)、3人の娘さん(24歳・22歳・18歳)の7人家族です。「私の副反応はネットを調べても対処法がわからなくて……」という経過を聞きました。前後編の前編です。
*このシリーズでは接種にまつわる「生の声」と「実際にそれぞれの方が行った副反応対策」を可能な限りそのままお伝えするため、個人の感覚や推測等に基づく発言もそのまま掲載しています。十分ご留意の上、お読みください。
1、2回目のモデルナ接種でも結構な地獄を見たが……
1回目2回目はモデルナ、3回目はファイザーを選んだアヤさん。
「モデルナ接種では、出ると言われた副反応を一式体験しました。1回目で発熱、腕の腫れ、ひどい頭痛で丸2日寝込みました。腕にくっきりと赤いあざが浮かび出てくるモデルナアームにもなりましたよ。2回目はもっとひどく、翌日から発熱、39℃台まで上がりましたが、解熱鎮痛剤が効かなくて……4日目に38℃台まで下がったあとも37℃台が続き、結局平熱に戻るまで1週間かかりました」
職場には60人ほどが勤務していますが、その中でも1、2を争う重症ぶりだったそうです。あまりの重症ぷりに、3回目接種が決まったところ、お願いする前から職場が休みを取れるように勤務を組んでくれていたそう。
「2回目まではおよそ半分の人が副反応を出していました。3回目はまだ5人くらいしか接種していませんが、翌日発熱して終わりという感じで、それほど強い症状は出ていない印象だったんです。なので、今回も私は倒れるのは間違いないけれど、2回目より強くはないのかも、と」
ですが、3回目でアヤさんが見舞われた症状もまたもや1、2を争う辛さでした。
脇のリンパがとにかく痛い。腕の重みで脇が痛むなんてこと、あるんだ
接種は3月2日(水曜)でした。打って1時間ほどで左肩が痛み始めたときには、一緒に接種した家族と「モデルナは早いね!」と笑う余裕があったアヤさん。ところが、2時間後には事態が急変します。倦怠感と発熱、そして脇の下のリンパの激しい痛みに襲われたのです。
「医師の説明では4~5%に脇のリンパ痛が出るとのことでしたが、私と次女に出たので、我が家では50%の発症率です。とにかく脇の下がズキズキと痛い。左を下にして寝ることができないので上にしますが、左腕がリンパの上に乗る、その重みだけでリンパが痛んでもう眠れないんです。クッションを挟んで痛みのない位置を探りながらうとうと眠るしかなくて」
歩いても振動で痛い。立っていても腕を下げるとひっぱられて攣れて痛い。それどころか、足を動かすと何かが連動しているようで攣れて痛い。とにかく身体を動かすと痛い。
「リンパが痛み始めると、あまりの激痛に肩の痛みなんて忘れてしまいました。腕を上げられないというようなレベルじゃないんです。髪を結びたいけれど激痛で腕を動かせないから結べない、お風呂に入っても激痛で髪が洗えない。左腕が完全に使い物にならないうえに、痛くなり始めてから激痛になるまで、なにこれ?って思うくらいの速さでした」
よく、乳がんの治療後にリンパが痛むと聞きますが、きっとこんな感じだったんだろうなと思わず連想したそうです。
つづき>>>でも、こんなの序章にすぎなかった。長い長い週末が終わるまでに起きたことは?
続きを読む
スポンサーリンク