「にくさし」とも読めますが……「肉刺」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「肉刺」です。
「肉刺」の読み方は?
「肉刺」は「にくさし」と読むと、フォークのことを指します。「肉刺」だけでも「にくさし」と読めますが、「肉刺し」と書きます。フォークは「肉刺」の他、「肉叉(にくさ)」とも表します。
そんな「肉刺」には、フォークとはまったく別の読み方、意味があります。歩き慣れない靴で長時間歩いたり、使い慣れない道具を長時間握り続けたりするとき、手や足にできるケガのひとつを指します。
正解は……
「まめ」です。
「肉刺」を辞書で引くと
主に手のひらや手の指、足底などに、摩擦圧迫をうけてできる、豆のような水ぶくれ。局部的に皮膚表層の角質が厚くなったもので、つぶれたあとはかたくなる。
出典元:精選版 日本国語大辞典
と記されています。
しかし、なぜ「まめ」を「肉刺」と表すようになったのか、その語源については一次情報を見つけることができませんでした。フォークを表す「肉刺」であれば、「肉」と「刺」がもつ意味からなんとなくフォークがつながりますが……謎は深まるばかりです。
読み方で意味が異なる言葉
「肉刺(にくさし)」と「肉刺(まめ)」のように、読み方を変えると意味も変わってしまう言葉はいくつもあります。
では「悪心」はなんと読むでしょうか。
「悪心」にもさまざまな読み方があります。まず「あくしん」と読むと、“恨みを抱き、悪事をしようとするよこしまな心。(出典元:小学館 デジタル大辞泉)”を意味します。類語表現には「悪気」や「悪意」などが挙げられます。
一方医療用語として用いられる「悪心」の場合は「おしん」と読み、
気持ちが悪くて、吐きそうな感じ。吐き気。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味を表します。
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