「夫は私に関心がないんです」1歳の我が子を預けて不倫する、42歳女性の心の暗闇とは【不倫の精算 ・リバイバル4】前編
後ろ指をさされる関係とわかっていても、やめられない不毛なつながり。
不倫を選ぶ女性たちの背景には何があるのか、またこれからどうするのか、垣間見えた胸の内をご紹介します。
その不倫は「新婚」の時期に始まっていた
42歳になる女性、Gさんは、個人事業主として在宅で仕事をしている。
夫とふたりの子供がいて慌ただしい毎日だが、自身の実家が近くにあることが幸いして、何とか仕事に集中できていた。
Gさんには、10年の付き合いになる不倫相手がいる。
二人は仕事が縁で知り合った。相手の男性はバツイチで、不倫がはじまったときにはすでに離婚済み、子どもたちは母親についていったためひとり暮らしをしていた。
「最初からいいなと思っていた人なの。
夫とは付き合いがズルズルと続いて結婚するしかない状態で籍を入れちゃったから、どこかで遊べる人がほしかったのだと思う」
そう振り返りながら話すGさんだったが、驚くことに、この不倫はGさんがまだ新婚の時期に始まったそうだ。もちろん、不倫相手の男性も新婚と承知で肉体関係を持った。
我が子はかわいい。でも、「ふと思い出すこと」は誰にだってある
そんな二人の関係が一度だけ切れたのは8年前、Gさんが妊娠したときだという。
「夫が子どもを早くほしがったの。
私も不倫の彼との子どもがほしいとまでは思わなかったし、結婚しているんだから夫の子を産むのが当然よね。
だから、子作りに集中してから出産までの2年間は音信不通だったわ」
Gさんは無事に第一子を出産したが、慌ただしい新生児の頃が過ぎ1歳を迎えるときに、不倫の彼を思い出したそうだ。
「そのタイミングで?」
はじめて不倫の話をGさんから打ち明けられたとき、かわいい盛りの子供がいるのに不倫相手の顔が胸に浮かぶことが、よくわからなかったのを覚えている。
「うん、卒乳が成功して一段落ついて、少しだけ自分のことに余裕を持てるようになったからかも。
1歳になったら子は保育園に入れて、仕事を再開するつもりだったし」
淡々とGさんは話す。
だが、この不倫とは別に、
「夫の実家が育児についていろいろ口を出すので困る」
「こっちは寝不足で毎日大変なのに、夫に家事を強制される」
「自分の実家を頼ろうとすれば夫にイヤミを言われる」
結婚生活にそんな悩みを抱えているのは知っていた。
手のかかる小さい子を抱え、ストレスの溜まる毎日であったことは想像できる。そのはけ口に不倫相手の存在が蘇ったのだろうと思った。
▶『自分』に戻れる時間がほしかった
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