
タマが響く…?「玉響」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「玉響」です。
「玉響」の読み方は?
「玉」も「響」も日常生活でよく見かける漢字です。ですが「玉響」の読み方は「たまひびき」でも「たまきょう」でもありません。どこかで一度は聞いたことがある表現かと思いますが「漢字でそう書くんだ!」と驚く人は少なくないはずです。
正解は……
「たまゆら」です。
「玉響」とは
時間の経過のごくわずかなさまをいう。しばしの間。ほんの少しの間。暫時。副詞的にも用いる。
出典:精選版 日本国語大辞典
という意味です。
私は初めて「玉響」という漢字を見た時、「響」という漢字から音を表す言葉だと思い込んでいました。由来は玉が触れ合うかすかな音の意味からきていますが、「玉響」という表現が表すのは“時間の経過”です。
「響」という漢字そのものに「ゆら」という読み方はありません。「響」の読みは、音読み「キョウ」と訓読み「ひび(く)」のみです。では、なぜ「玉響」は「たまゆら」と読むのでしょうか。
辞書によると、「玉響(たまゆら)」は、万葉集の歌の原文につけられた古訓(漢字や漢文に付けられた古い時代の訓)から生じた語だと考えられています。
原文は「玉響昨夕見物」で、「玉響(たまかぎる)きのふの夕(ゆうべ)見しものを今日の朝(あした)に恋ふべきものか」の「玉響」を「たまゆらに」とよんだところからできた語とされています。
出典:精選版 日本国語大辞典、デジタル大辞泉
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