「めしごと」ではありません。「飯事」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「飯事」です。
「飯事」の読み方は?
日常でも「飯」と「事」という漢字は度々目にすることがあります。ですが、「飯事」を読み慣れた読み方で「めしごと」「めしじ」と読むのは残念ながら間違いです。「飯事」と漢字で表すと渋い印象がありますが、この言葉が表しているのは子供の遊びです。小さな頃にやったことがある人は少なくないはずです。
正解は……
「ままごと」です。
「飯事」は
子供が玩具を使って炊事や食事などのまねごとをする遊び。ままごと遊び。
出典:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
なお、「ままごと」の起源は古く、兼信英子・森智子『ままごとの研究』(熊本大学教育学部紀要、人文科学第41号、149〜164、1992年)によると、ままごとのような模倣遊びの発生は、縄文時代の末期、人々の暮らしが農耕生活に入り、労働と余暇の時間が分かれた頃からと考えられています。加えて、3〜7世紀ごとの古墳文化時代の墳墓から発掘された蝋石や滑石製の日用品などが、一種のままごと道具として用いられていたと推定されており、「この時代から既にままごとが行われていたのではないかといわれている」とあります。
「飯(まま)」と読む言葉
「飯」という漢字には以下の読み方があります。
- 音読み ハン
- 訓読み めし(常用漢字表外)いい・まま
「飯」がつく言葉で「まま」と読む代表的な言葉として岡山県を中心とする瀬戸内地方の郷土料理である「飯借り(ままかり)」があげられます。「飯借り」は以下のものを表します。
瀬戸内地方でサッパの別称。また、その酢漬け。サッパはニシン科の海魚で、マイワシに似る。
出典:ままかり|言葉|漢字ペディア
「飯」を「借り」るという独特な表現が面白いですが、言葉の由来はそのまま「隣家からママ(ご飯)を借りてくるほどに美味い」ことからきています。
参考文献:ままかりずし 岡山県 | うちの郷土料理:農林水産省
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