84歳で家を建て替え。片付くメドは付きませんが快適に暮らしています【樋口恵子 老いの地平線】#5
親が年をとってきた。自分自信の老後も不安……と悩むことはありませんか?
「悲観することはありません」と語ってくださるのは、今年91歳の樋口恵子さん。
樋口さんに言わせれば、60代なんてまだまだ若い。70代は老いの働き盛り!90代になっても一つひとつが発見の日々なのです。
今回は、どんな世代にも読んでいただきたい話題の新刊『老いの地平線 91歳自信をもってボケてます』から、樋口さんからの痛快なメッセージを抜粋してご紹介します。
モノを捨てるより、家を建て替えるのが私らしい
無謀だと言われつつも84歳で家を建て替えました。お金もかかりましたし、引っ越しの疲れも予想以上でした。でも、毎日の暮らしが本当にラクになりました。決断してよかったと今は思います。
40代で建てた木造2階建ての家は、亡夫と私の膨大な本と資料で、痛めつけられていました。2007年の大雨で盛大な雨漏りが始まり、270万円かけて修理したんです。でも東日本大震災の後、耐震性の検査を受け、震度5以上の地震に見舞われたら全壊の恐れあり、と専門家に言われて。私の寿命が木造の家の寿命を追い越してしまったのですね。
もともとは、私の老いの住み処としては、有料の民間高齢者施設に入るつもりでしたが、家を処分したら同居している娘の住むところがなくなってしまう。娘にせめて家くらいは残してやりたかった。親子で住んでいると、相続税の軽減もあるため、建て替えを決意しました。
1 2
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 「もう夏のブラはこれ以外考えられない」スタイリスト大日方さん+編集者2人が語る「涼ブラ」5つの神すぎるポイント
- 「スッキリ対策しても手ごたえがない…」そんな人の救世主!「乳酸菌の発酵エキス」を飲んだ女性の驚きの結果とは…?
- 飲んでみたらどうだった?全粒穀物繊維のパワーを”まるごと”いただき「明治まるごとオーツ」のヒミツって
- 目元の老け見えが気になる40代50代必見! 今すぐ「できる」2つのケアで私たちの悩みに歯止めが
- 「実は結構こわい歯周病」40代50代女性が知っておくべき「歯みがき知識」を歯学博士・倉治ななえ先生に聞きました
- 【朗報】40代ママ必見!シワ改善&美白のエイジングケアを兼ね備えた高機能UV、発見しました!
- 「えっ!?ほんとにマツエクしてないの?」40代の自己肯定感が爆上がりする、意外な方法とは?