不倫の歓喜を知ってしまった。彼女はごくごく普通の主婦だったのに【不倫の清算・リバイバル】
後ろ指をさされる関係とわかっていても、やめられない不毛なつながり。
不倫を選ぶ女性たちの背景には何があるのか、またこれからどうするのか、垣間見えた胸の内をご紹介します。
【不倫の精算・リバイバル2023】
「普通の主婦」の心の奥底に眠る不倫の歓喜
Bさん(39歳)は、会社員の夫とふたりの子どもを持つ「普通の主婦」だと自分で言う。
家庭の話になると頻繁に出るこの言葉に、最初は頷いていたがそのうち「どうしてわざわざ強調するのか」と不思議に思うようになった。
正社員の夫は年収500万、自分の実家の近くに一軒家を構え子どもたちも順調に育ち、Bさん自身は少し遠くのドラッグストアにパートとして勤務している。
160センチくらいの身長に少しぽっちゃりとした体型、髪型もメイクも「何年もコレ」と自覚があるほど変化はなく、普通の主婦である自分を特に違和感を覚えず受け入れているのだろうと思っていた。
会えば話題はいつも家のことで、家事や家族のこと、義実家との付き合いなど、考えてみれば「自身より周囲」が目立っていた。
そんなBさんから不倫を打ち明けられたときは、「まさかこの人が」という驚愕とともに「逸脱」という単語が浮かんだ。
「どうしても忘れられなくて」
と、額に手を当てて大きなため息をつくBさんからは、苦悩する様子が伝わったがどこか捨てきれない歓喜も見えていた。
瞳に宿るのは、闇ではなく光だった。
Bさんは、独身男性から「望まれて」肉体関係を持った自分に対して、興奮を覚えていたのだ。
▶「褒められる自分」を認める快感
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