「こんな場所でするなんて…」不倫に溺れた勝ち組女性、その末路は【エリート銀行員たちの不倫事情】前編
不倫の現場は、職場やホテルだけではありません。
例えば銀行は、保養所や接待施設など、いくつか施設を保有しています。
そこでも情事は行われるのです。
今回は銀行の接待施設を使って行われた不倫と、衝撃の展開をご紹介します。
メガバンク接待施設の裏側
メガバンクの都内の支店で働く、真帆さん(仮名・40歳)。彼女は同期の中でも一番に出世し、次長として法人営業課のメンバーを束ねていました。その真帆さんはこう言います。
「接待施設をあんなふうになんて、考えもしませんでした…本当にびっくりです」
メガバンクの接待施設は東京に複数存在し、そのうちのひとつは「四ツ谷の番長会館」。閑静な住宅街の中にひっそりと佇んでいます。
「まるで料亭のようにベテランの中居さんが取り仕切っており、食事の提供はもちろん、お酌もしてくれます。プライバシーが守られることもあり、銀行側が接待をするときには一般の店よりも好んで使われるんです」
会館で接待をして大きな取引を決めたい…そう真帆さんが野心を燃やしていた2月の寒い朝、事件は起こりました。
「接待に同席するはずだった取引担当者が、ドタキャンしたんです。インフルエンザでした」
支店長と話し合い、スケジュールを変える案も出ましたが、他の接待施設も予約がいっぱい。次に空きがあるのは4月でした。
「2~3月は接待が増えます。みんな3月までに案件をまとめたいし、予算を使い切りたいから」
そこで支店長が、思わぬ提案をしてきました。「僕が行きましょうか?」と言ってくれたのです。しかし…
「正直、気が重かったんです。支店長が同席したら、若手と一緒に参加するみたいには楽しめないし、案件も決まらないだろうなって」
支店長の綾人さん(仮名・47歳)は口数が少なく、論理的で、クールな性格をしていました。
東大卒のエリートで頭の回転は速いのですが、丸の内本部での経歴が長く、銀行内部の仕事しかやってこなかった彼は営業向きではありません。
しかし彼女の予想は、二重の意味で裏切られることになります。
接待施設へ。そこで思わぬ出来事が…… 次ページ
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