
【実話】モラハラ夫のせいで、娘が壊れていく。「ママが怒られるの、もう見たくない」と言った娘を、私は抱きしめることしかできなかった
40代の働く女性は、自立しているからモラハラからも逃れられる? いいえ、そんなことはありません。さまざまな事情で、支配的な配偶者との結婚生活を続けている人たちは少なくありません。経済力があっても、夫から一方的に経済的自由を奪われるケース(経済DV)は珍しくなく、その中で自分の価値を見失ってしまうこともあります。
本作では、支配的な配偶者を持った女性たちが「何を感じたのか」「どんな選択をしたのか」をお届けするとともに、カウンセラーによる心理的解説も行います。
※個人が特定されないよう変更を加えてあります
【うちの夫はモラハラでした】
今回は「夫のモラハラが、在宅勤務になってエスカレートしていきました」というM子さん(40代、都内在住)のお話です。
日常的な買い物に行くときにも「何を買うんだ!?リストを出せ」と言われ、スーパーのはしごをすることまで指定。家計の使い方に細かく口を出され、息抜きのコーヒー1杯を飲むことさえ責められるようになっていきました。
そのうちM子さんは、夫のため息ひとつで動悸がするようになり……。
娘の宿題を見てあげることすら、とがめられて
娘はついに「私もうママに宿題みてもらうのやめるね」と言い出します。
その理由は、「私のせいで、ママがパパに馬鹿にされるから」。
家庭の緊張した空気を感じ取り、涙を浮かべて精一杯の遠慮をする娘の言葉に、胸がしめつけられる思いがしたM子さんは…
子どもにまで気をつかわせるなんて…。こんな状況もう無理だ
娘を守りたい。その一心で耐えてきたM子さんでしたが、ついに限界が訪れます。
家庭の中で、母としての役割すら奪われ、子どもにまで気をつかわせる日々。
「私なんて、いない方がいいのかもしれない」
そんな思いが頭をよぎるようになっていました。
本編では、娘にまで気をつかわせてしまったM子さんの葛藤と、「もう消えてしまいたい」と思いつめる心の内をお伝えしました。
▶▶「それ、モラハラだよ」と言われてハッとした。私の人生は“夫のもの”じゃないと気づいた日
では、M子さんが初めて“モラハラ”という言葉と向き合い、自分を取り戻すきっかけを見つけた瞬間についてお届けします。
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