「ダメよ♡」と断るほどモテる。夜の女たちの愛されテクを盗め!
日々、「非日常の癒しと刺激」をお客様に提供する夜の蝶・ホステスたち。
純粋にお酒を楽しんでくれるお客様ばかりならいいけれど、どうしても「色恋」や「疑似恋愛」は避けられない。
前回の「上手なお誘いの断り方」に続き、今回は「少し親密になった場合の断り方」をお伝えします。
まず、絶対NGの断り方とは?
ホステスにとって「口説かれる」「誘われる」は、もはや仕事の一部。お客様とは持ちつ持たれつの関係ゆえ、キッパリ断れないのがつらいところです。
オトナサローネ読者も、プライベートの相手なら毅然とした態度を取ることができるのに、相手が仕事がらみだと躊躇してしまうという場合が多いのでは?
まず、絶対やってはいけないお断りのNG行為は
・相手を怒る、非難すること。
・会社に訴えますよ、などと脅すこと。
プライベートの相手ならさておき、「仕事関係者」「取引相手」に反感を買うのは避けるのが賢明です。内心は悔しくとも、どんなに理不尽であっても、ここは大人の対応で穏便にやりすごしましょう。
じゃあ、どんな断り方がベスト?
例えば、食事をしていて相手がホテルに誘ってきた場合、ホステスはこんなリアクションでかわします。いずれも、「可愛げとユーモアを持って、冗談っぽく、笑顔で」が基本。
・「私、意外と肉食でしつこいですよ」(誤解を招かない程度に)
・「抱かれると本気になっちゃう性格ですけど、いい?」(既婚者に対して)
・「では次回、奥様もご一緒に」
・「実は最近、女の人が気になるんですよ。○○さんの好きな女性のタイプってどんな感じ?」(と、旬な美人女優やタレントに話題変換)
・「気持ちよ~く、お断り!さ、もう一杯飲みましょう、カンパーイ!」(ニッコリ)
・「えっ、よく聞こえなーい」(耳を澄ますリアクション)
・「久々に口説かれちゃった」(と握手を求める)
いかがでしょう。恋愛関係にはなりたくないけれど、少なくともあなたに対して警戒心は持っていませんというニュアンスです。
ホステスは手を変え品を変え、臨機応変に対応し、やりとりそのものを楽しませてあげるんです。目指すは夫婦(めおと)漫才です。
これで笑いを取れたらシメたもの。そんじょそこらの女と同一には見られません。「ウィットに富んだ賢く面白い女性」という高評価が得られるはず。
断り上手には「効果」がある
うまくかわして上手に笑いにもっていくと、
・「この子に任せると安心」と接待で使ってくれる回数が増える。(人脈が広がる・売上アップ)
・仕事上の相談や悩み事を打ち明けられる。(信頼度が増す)
・いざという時、味方になってくれる。
思わぬ利点があります。
ただ、立て続けに三回断ってしまうと、あきらめてしまう男性が多いことも事実。
ハイスペックで多忙な男性ほど、「結果の出ないものに時間とエネルギーを費やすのは無駄」と考える傾向が強いからです。
それも「これだけ僕が口説いているのに」との未練がましさは全くナシ。むしろ「結局、僕たち合わないんだね」と、こちらが拍子抜けするほどあっさり。
できる男はある意味「冷淡」です。
さて、ご紹介したのはホステスが使うほんの一例ですが、自分流にアレンジして、さらに魅力アップにつなげてください。
次回は、「思わぬオサワリに遭遇。ホステスが使う上手なかわし方って?」をお伝えします。
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