植松晃士の美人のたしなみVol.2 「顔のゴミ出し」
みなさん、こんにちは。植松晃士です。すっかり寒くなってきましたが、風邪などめされていないかしら?
熱い想いでスタートした「美人のたしなみ」ですが、2回目はいきなり「見た目」の最重要事項にもなる“お肌”についてお話したいと思います。
アラフォー女性の「見た目」に差が出やすいのが、お肌。しかも、顔や手、首や髪といった、洋服では覆い隠せない部分の比重が大きいと思うんです。どんなにキレイな格好をしていて、上手にメイクしていても、手や首のシワとか、白髪とか髪のパサつきで年齢が出るっていうじゃないですか。
もちろん、ボディラインの衰えも気になりますが、例えば、おなかがたっぷりしてるとか、お尻が大きいとかだとしたら、体型をうまくカバーするお洋服を着たらいいでしょ。つまり、ファッションは体のお化粧と考えればいいんです。
じゃ、お肌もお化粧すればいいじゃないかと思って、シミ部分をコンシーラーでカバーするけど、そうなるとやっかいなのは厚塗り感が出てくるってこと。今の時代ツヤ肌が旬なのに、やたらめったら厚く塗ってると逆に老けて見えちゃう。しかも、乾燥しているから厚く塗るとそのうちヒビ割れてくるでしょ。20代の頃は、とある有名な油取り紙をもらって狂喜乱舞して使ってたけど(苦笑)、今その油があればツヤ肌も叶うかもだけどね~。
また、目尻のシワも問題。ファンデーションがたまって、時間が経つにつれてよけいシワが強調されちゃうこと、ないですか? アラフォー以上の女優さんでも、目まわりにはファンデーションを塗らない、というのが主流のようですから。
シミもシワも、いわば人生の記憶よね~。紫外線がエイジングの原因となるのは、もうみなさんはご存知ですよね。長い間日差しを浴びてきたんですから、その記憶が溜まりに溜まって出てきても仕方ないこと。でも、見た目を美しくするためには、その記憶をなくしてしまったほうがベストです! 忘れてしまいましょ~(笑)。
ちなみに、僕は20代の頃は日差しと大の仲良しだったけれど、不思議とあまりシミはないんだよね~。やっぱり毎日のビタミンC&乳酸菌摂取が効いているのかしら?(このお話は今度の機会にゆっくりいたしますね) とはいえ、セルフでできることは「予防」でしかないから、今お顔にある、見た目を阻害している“ゴミ”は積極的に出してしまったほうがいいの!
ゴミ出しには、やっぱりレーザーや光治療(IPL)が効果的だと思います。クリニックでカウンセリングしてもらって、自分に合う方法でやるといいんじゃないかしら。ちなみに僕が個人的におすすめするのは「ライムライト」。光治療のひとつですが、フォトフェイシャルと違って日本人の肌に合わせて開発されているそうだから、効果も実感しやすいと思います。ダウンタイムもないからすぐメイクもOKだしね。
光治療は複数の波長が含まれているから、シミやそばかす以外にも、小じわとかたるみとか肌のキメなども同時にケアできて、大人女子には最適! ちなみに、僕が時折お世話になっているアヴェニュークリニックだと、全顔照射1回で48,600円(カウンセリング、初診、再診料なし)。4回1クールだと17万2,800円です。
こちらのクリニックは特殊なクーリング法を用いているから、痛みも最小限に抑えられるんですって。照射時間は20分前後。ただ、カウンセリングとかあるから、1時間くらいかしら。いろいろ調べてみて、自分の気になるクリニックへ行ってご相談してみて~。
大人のお顔のゴミ出しは、ピーリングとセットでやってもいいかも。きちんとお手入れできていないと、角質だってけっこう溜まっているから。20代では新陳代謝も正常で、28日周期くらいで肌が生まれ変わっていたけど、40代ともなると新陳代謝が遅くなって肌のターンオーバーには40日かかるというウワサもあるくらい。
角質がぶ厚い状態だと、どんなに高機能な化粧品を使ったとしても効果は半減。だって、浸透しないんですから。透明感がなくて、黄ぐすみ、赤ぐすみ、茶ぐすみが出てくるのも不要な角質のせい。放っておくと土偶化してきちゃうから、自分でピーリングするのもいいけれど、どうせならクリニックで安全に効果的にシミもシワも古い角質も落として、生まれ変わったほうがいいのでは?
アラフォーで肌を一度クリアにしておくと、その後の人生が変わるはず。どうせ、シミもシワもまた出てくるとは思うけど、セルフケアにも念が入るだろうし、一旦見た目がキレイになると自信もつくから。ちなみに、ゴミ出しは紫外線が弱めの冬がおすすめ。それでもUVカットは毎日怠らないようにね!
では、また次回お会いしましょう★