「引きこもり」「昼夜逆転」別人のように変わってしまった認知症の義母。近距離介護で楽しそうにしていたのに一変させた出来事とは

新生活を楽しんでいた義母。「道に迷った日」を境に変化が……

4年ほど前、脳神経外科にて「認知症」(軽度~中等度)という診断を受けたお義母さん。現在は、我が家の近くにある<サービス付き高齢者向け住宅>(サ高住/食堂付き)で暮らしています。

 

週に2回、自宅から車で20分ほどの場所にあるデイサービスへ。他の日は訪問介護サービス(入浴・掃除)や訪問診療などもあり、スケジュール的にはこの日数がベストなのですが、最近は「もっと行きたい」「次が待ち遠しい」という言葉も出るように。「デイサービスに行くなら、死んだほうがマシ!」と言い続けていたなんて嘘のようです。

 

ただ、ここに至るまではなかなか大変でした。デイサービスのスタッフの方やケアマネさんに何度も相談し、あらゆる対策を試みた結果、ちょっとずつ変化が訪れて……といった状態。

 

実はここ最近、親の介護に携わる友人も増え、中には「運動機能を高めるためにデイサービスを勧めているけど、嫌がって困る」「自宅での入浴が難しくなってきたから、デイで入ってもらえると助かるけど、拒否されて……」といった悩みに直面しているのです。

 

そこで今回から2回にわたり、「『デイサービスに行くなら、死んだほうマシ!』と言っていた義母が、楽しく通うようになるまで」をテーマにお話ししたいと思います。

 

お義母さんは現在の住まい(サ高住)に来る前、我が家の近所にある高齢者専用住宅で暮らしていました。最初のうちは、1人暮らしを満喫。夫や私が週に2~3回訪問すると、「買い物に行きたい」「スマホ教室に参加したい」と積極的に外出を希望したり、マンションの人との交流を楽しんだりしているようで、すっかり安心していたのですが……。

 

越して来てちょうど2ヶ月が過ぎた頃、「もう1人で大丈夫」と近所のコンビニへ行った帰りに道に迷い(最終的には、タクシーに乗って無事帰宅)、これがきっかけで自室に引きこもるように。

 

様子を見に訪問すると、日中もカーテンを閉め切っていて「今から寝るから、もう帰ってよ!」と「昼夜逆転状態」になり、認知症の症状も進んできたのか、徐々に会話も噛み合わなくなってゆきます。

 

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