「あそこは刑務所よ!」と激怒し、認知症母はデイサービス嫌いに!息子夫婦が「よかれと思って」犯していた間違いとは
徐々に分かった「デイサービス選び」の大きな見落とし
社会福祉士の方と話を進めてゆくと、他にも「よかれと思って」やったものの、失敗につながったことが見えてきました。
●自宅から近いほうが良いと思い、最も近い場所にあるデイサービス<1日の定員が30名前後>を選んだ
(1日の定員によって雰囲気が異なるため、自宅から近いことを優先すると本人の希望と合わないことがある)
●何よりも早く行った方が良いと思い、見学をせずに申し込みをした
さらに社会福祉士の方は、こう続けます。
「お義母さまは長年、自分のペースで暮らしてきたこともあり、団体で行動することや、誰かに指示されることには違和感があり、拘束されているように感じたのかも。それでも、人に迷惑をかけるのを嫌う性格上、なんとか我慢して楽しそうに振る舞ったのでしょうね」
「もしかすると、アットホームな雰囲気の小規模デイサービスのほうが合っているかもしれません。ケアマネさんにも相談し、良いところがあれば、ぜひ見学をしてみてください」との話もありました。
調べてみると近隣にはいくつか小規模デイサービスがあり、中には民家を改装し、手芸や工作を楽しめるところもある模様。これなら気に入ってくれるかも!
ところが、週末に夫がお義母さんのもとを訪ねると「またあんなところに連れて行かれるのは困るから、田舎に帰るわ」と興奮した様子で荷造りを始めていたというのです。デイサービスに関する出来事が、ここまで大きな影響を及ぼしてしまうとは……(涙)。この続きは、また次回お話ししたいと思います。
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ライター
小林真由美
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