卵かけごはんに「コーヒーフレッシュ」でうま味究極アップアレンジ

2017.05.17 FOOD

1年中どの季節も大人気の「TKG」こと、卵かけごはん。毎朝食べるという人も多いのでは? 2010年ごろの大ブームの後も、あげ玉、キムチ、のりバター、コーンスープなど、あらゆる食材との組み合わせが試され続け、今でもネット上にはレシピがたくさん流れています。

そんな中、試していそうでいなかったダークホースが出現! しかもコストは限りなく安い!場合によってはタダ!

 

 

卵かけフレッシュご飯!

img_5534

登場するのはこの、コーヒーに入れるポーションタイプのミルク。コンビニコーヒーについてきたものが冷蔵庫に眠っていがちです。

ちなみに、関西では「フレッシュ」、関東では「ミルク」と呼ぶそう。神奈川県出身の私は「コーヒーのミルク」と呼んでいました。

おおむね名古屋を境に東西に分かれるそうですが(名古屋人はフレッシュと呼ぶらしい)、この大人口圏での呼び名の違いのせいで「何のことを言っているのか」お互いわからず、これまでご飯のお供として有名にならなかったのでは?という説もあるようです。この記事では「フレッシュ」とします。

img_5574

食べ方は本当にシンプル、ご飯と卵にフレッシュをプラスするだけ。量は、いろいろ試した結果、このフレッシュ1つ(4.5ml)をご飯3杯で使い切るくらいがちょうどでした。

img_5576

とはいえ、最初の1回は「どんな味になるの……?」「本当においしいの……?」と疑心暗鬼なのではないでしょうか。大丈夫、私もそうでした。しかし案ずることはない、解決策がある。

img_5580

先に卵&ご飯&しょう油を混ぜておき、上からスープのトッピング感覚でさっとかけまわす食べ方をオススメします! 軽く混ぜて味をみながら「もうちょっと増やそう」と調節してください。結果的に「ちょっと多めかな?」くらいが美味しいですよ!

 

どうしてフレッシュはTKGに合うの?

img_5542

たとえば、ごま油やオリーブオイルをプラスする食べ方なら比較的想像しやすいかもしれません。フレッシュはこの延長線、油脂のコクをプラスする食べ方です。

実はフレッシュそのものはミルクではなく、乳化させた油脂なのですね。ですから卵黄とよくなじみ、そのほんのりとした甘味がさらに卵をひきたてるのです。

興味深いのは、卵の臭みが消える点。卵かけごはんが苦手という人がよく言う「あの卵の臭みがダメで…」という臭み部分がなぜかマスキングされます。理由はよくわかりません。

ただし、この万能なフレッシュ、弱点もなくはありません。

ミルク系の味なので、何かを乗せて食べる場合は相性のよしあしがあるかも。香味のある薬味系、たとえばネギ、わさび、三つ葉、大根おろしよりも、のりやバター、たらこなどとの相性がよさそうです。少量の味噌、塩こんぶなどは抵抗されることなくなじみます。

たとえて言えば「しつこさのないバター」。そんな感覚でプラスしてみてください!

img_5524

ちなみに、スーパー店頭を見たところ、「トランス脂肪酸ゼロ」というタイプがありました。健康に気をつかう方はこれを選ぶといいかもです。試しに1回やってみようという方、コンビニコーヒーの分を1回まわしてぜひどうぞ! なお念のため、これから食中毒の増える季節ですから、購入した卵は必ず冷蔵保管し、食べる直前に割るなど、取り扱いにご注意くださいね!

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク