効果が全然違う!「筋膜リリース」時に一緒にやるといいこと3つ
こんにちは。筋膜リリースヨガインストラクターの高木沙織です。
みなさんは筋膜リリースをした後、どのような心・体の状態になりますか? 筆者の場合は、心身ともに緩んでフワッと軽くなるような感覚を覚えます。ですが、始めたばかりの頃はそうではありませんでした。
もし、「一時だけのストレッチ感だった」「本当にリリースされたの?」と思っている方がいたら、筋膜リリース時に次のようなことを一緒に取り入れてみてください。
ゆったりとした呼吸をする
筋膜リリースは、ねじれたり凝り固まったりした筋膜を時間をかけて伸張して制限を解放してあげるというもの。気になる部分をストレッチやヨガを用いて伸ばしてあげるとよいのですが、ここでもうひとつプラスしたいのが、ゆったりとした呼吸です。
特に、“吐く”息を意識してみてください。大きく息を吐くときというのは、体の緊張や力みも抜けやすく、ストレッチを深めやすくなります。
呼吸を繰り返していくうちに副交感神経が優位になり、リラックス感も得やすくなるでしょう。
リラックスできる音楽・香りで空間作り
リリース=解放するときに、アップテンポな音楽が流れていたらどうでしょう? 気持ちがセカセカとしてしまったり、落ち着かなかったりするかもしれませんね。また、部屋の中が食事の香りや普段の生活の香りだったら。先にお伝えしたように、筋膜リリース時はゆったりとした呼吸をしてもらいたいので、香りが気になって集中できないこともあるでしょう。
オススメの音楽ですが、風や波音、鳥の鳴き声など自然の音はいかがでしょうか。香りは、穏やかでリラックスした印象のラベンダー、ベルガモット、呼吸をしやすくするには森林にいるときのような気持ちにさせてくれるホワイトサイプレス、ユーカリ・グロブルスを選んでみては。
じっくりと筋膜を伸張する時間は、自分と向き合う時間でもあります。聴覚や嗅覚もいつもよりクリアになってくるので、一工夫してあげると質の高い満足感のある時間を過ごせると思います。
締めつけの少ない服を着る
筋膜リリースをするときは、衣類の締め付けからも体を解放してあげたいところ。バストが圧迫されるブラトップや、ウエストの締め付けが強く脚にピッタリとフィットして縫い目のあとが肌にくっきりと残るようなレギンスの着用は控えるとよいでしょう。
締め付けが強いと筋膜を伸張しにくくなったり、呼吸が浅くなったりするので、ゆとりのある楽な着心地の服でおこなってみてください。のびのびと体を動かせる服であればOKです。
筋膜リリースの質を高めるためのコツ、いかがでしたか? 「やるなら効果をしっかりと感じたい」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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