大人なら知らないと恥ずかしい!「奇しくも」はなんと読むのが正解?
「当たり前に使っていた言葉が、実は読み間違いだった」そんな経験ありませんか?
漢字の読み間違いは誰しも経験があるはずです。でも、漢字を読み間違えたことで恥ずかしい思いをするのは避けたいところ。
そこで本記事では、意外と正しく読めていない漢字のクイズを出題します!
「奇しくも」の正しい読み方、知っていますか?
「奇しくも」とは、
偶然にも。不思議にも。
引用元:小学館 デジタル大辞泉
や「怪しくも」といった意味を表します。
「奇妙」は「きみょう」と読みますから、「奇しくも」の「奇」も「き」と読んでいる人は少なくありません。が実は、「きしくも」は誤りです。
正解はコチラ!
「くしくも」です。
「奇しくも」はその読み方だけでなく、使い方も間違われやすいです。
「奇しくも」を
- 悔しくも(くやしくも)
- 惜しくも(おしくも)
という意味で使っていることはありませんか?
「奇しくも」が表すのは、
- 偶然起こった出来事を不思議に思う様子
- 普通では考えられないことが起こり、それを不思議に思うさま
です。
一方で、「悔しくも」は
納得がいかないながらも他に選択肢がなく、そうするしかないさま
引用元:Weblio類語辞書
「惜しくも」は
惜しいことに
引用元:三省堂 大辞林 第三版
と全く違う意味となります。
中には、「奇しくも」を「皮肉にも」といった意味合いで使っている人もいるようです。
「皮肉にも」という言葉は、
物事が思っていたのとは違って悪い結果になるさま
引用元:Weblio類語辞書
を表し、これまた「奇しくも」とは全く違う意味の言葉になります。
「奇妙」の「奇」が表す意味合いを想像することができれば、「奇しくも」の意味が理解しやすくなりますよ。ただし「奇妙」の読み方につられて、「“き”しくも」と読まないよう、注意してくださいね!
スポンサーリンク