「戦く」って読めますか?「せんく」ではありません
普段、何気なく使っている言葉を「漢字」で出されると途端に読めなくなる・・・そんな経験をしたことありませんか?
漢字の読み間違いを経験したことがある人は決して少なくないはずです。でも、漢字を読み間違えたことで恥ずかしい思いをするのは避けたいところ。
そこで本記事では、意外と正しく読めていない漢字のクイズを出題します!
「戦く」の正しい読み方、知っていますか?
「戦く」とは、
恐ろしさ・寒さ・興奮などのために、からだや手足が震える。わななく。
引用元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
「戦い」や「戦争」などの言葉でよく使われる漢字「戦」。読み方が分からず、思わず「せんく」と読みたくなるかもしれませんが・・・
正解はコチラです!
「おののく」です。
「おののく」は平安初期から存在していた言葉です。「身震いする」という意味も持つ「戦」という言葉が中国から日本に伝わり、大和言葉として使われていた「おののく」に「戦」という字が当てられることになりました。
なお、「おののく」と同じような意味に「戦慄く(わななく)」があります。この2つの意味はほとんど一緒ですが、「わななく」の場合には、
1 恐怖・緊張・寒さなどのためにからだがふるえる
2 声や楽器の音などがふるえる
3 ちぢれる。そそける
4 動揺する。ざわざわと動く引用元:小学館 デジタル大辞泉
と恐怖・興奮・緊張・寒さ以外で生じる「ふるえ」も表します。「わななく」のほうが幅広い使い道がありますが、「おののく」のほうが一般的に使われている印象です。
また「恐れおののく」「震えおののく」といった表現もあります。「おののく」と意味はほぼ同じですが、恐怖や震えを強調することができます。
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