それはないわ~。40代女性が「すこぶるオバサンに見えた」NGメイク

40代女性の印象は、メイクの印象だけでなくファッションやヘアなどのトータルのバランスから、醸し出されるもの。

メイクだけが完璧でも、全体のバランスが悪いだけで「うーん、THE・オバサンって感じ」などの不名誉なジャッジメントがくだるケースも少なくありません。

「いつもメイクをするときには、メイクにばかり気がいっていた！」な40代女性のみなさま、こんにちは。時短美容家の並木まきです。

今回は、40代女性が「すこぶるオバサンに見えた」という、アンバランスなメイクの特徴に迫ります。

オバ見え回避にはバランスも大事！40代のアンバランスメイク1：チープな洋服にチープなメイク

「職場にいる40代半ばのオバサンは、見るからにチープなファッションとチープな発色のメイクで、年齢よりも10歳は老けて見えてる」（40歳女性／研究員）

「プチプラなのが見てわかる洋服に、安っぽい雰囲気のメイクをしている40代前半の先輩は、言っちゃ悪いけど“安っぽい年増の女”感がハンパない。もうちょっと年齢にふさわしい身なりをすればいいのに、って見ています。素材は悪くなさそうなだけに、残念」（39歳女性／ネイリスト）

年齢なりのファッションやメイクは、老け回避には、重要な要素。

チープ感は「痛々しい若づくり」を連想させやすいのも確かなので、40代ともなれば「上質」や「品格」もキーワードに入れたいところです。

ファッションをプチプラにした日には、メイクでは上質なコスメを用いるなど、全体をチープにまとめないのが、オバ見え回避のコツに。

オバ見え回避にはバランスも大事！40代のアンバランスメイク2：結婚式ゲストみたいな装いに薄化粧

「社内のイベントがあった日に、アラサー女子が着るような結婚式ゲストみたいなドレスを着てきた40代前半の先輩がいます。それだけでもギョッとしたけれど、それなのにメイクは薄化粧で、そのバランスの悪さに、ものすごくオバサンっぽさを感じました」（35歳女性／PR）

「40代半ばの知り合いを合コンに誘ったら、フリフリのワンピースで登場。普段はデニムなどのカジュアル系なのに、その日は気合いを入れたみたい。似合っていればいいのだけど、フリフリワンピースにすっぴんみたいなメイクで着たものだから、ファッションが自分のものになっていなくて、試着室から出てきたオバちゃんって感じで引きました」（40歳女性／商社）

見るからに気合いを入れているハレノヒ感のある装いに、薄化粧……となると、オバサンにありがちな生活感が出やすい組み合わせに。

借り物衣装的な不自然さを払拭するためには、メイクでも、ファッションに見合うだけの濃度を意識したほうがバランスが整います。

全体的にナチュラルに整えたい日でも、リップとアイなど、2箇所のパーツメイクはインパクトを出すよう意識すると、メイクの印象が引き締まります。

オバ見え回避にはバランスも大事！40代のアンバランスメイク3：カジュアルスタイルにメイクだけが派手

「服装自由な職場だからかもしれないけど、同僚の40代前半女性が、カジュアルなファッションにやたら派手なメイクをしていて、ケバいオバちゃんにしか見えません。

そのカジュアルっていうのも、雑誌で見るようなおしゃれなのじゃなくて、地方の商店街とかで売っているようなデザインのTシャツとかなんです……」（39歳女性／印刷）

「若い子が着るようなカジュアルブランドを得意げに着ている40代半ばの同僚。『若いころから、体型が変わらないの』を自慢げに言うんだけど、そんなファッションにド派手なメイクを合わせるものだから、ケバさと毒々しさがすごい」（40歳女性／団体職員）

ひと口に「カジュアル」と言っても、オシャレな装いから生活感漂うルックまで、さまざま。

しかし40代が、カジュアルスタイルに派手めなパーフェクトメイクを合わせてしまうと、毒々しい雰囲気が強まってしまう傾向も否めません。

カジュアルな日には、メイクも「手をかけているけれど、そうは見せない」を意識したいところ。

全体の印象がアンバランスだと、それだけで「オバサンって感じ」が強まるケースも少なくありません。

想定外のオバ認定を避けるべく、こんな装いには、くれぐれもご注意を。