「抗がん剤治療中、何のスキンケアをしたらいいかわからなかった」梅宮アンナさんが香港「世界がん会議」で見たものとは?
がんの治療中に「肌のトラブル」で悩んだという話を聞いたことはありませんか?
2024年に乳がんを経験し、現在も治療を続けている梅宮アンナさんは、9月24日・25日に香港で開催された世界がん会議にラ ロッシュ ポゼとともに参加しました。
ラ ロッシュ ポゼのグローバルNGOパートナーである国際対がん連合(UICC)が主催するこの国際会議では、世界各国のがん専門家や医療関係者、患者の皆さんが集まり、がんの研究や予防、治療について意見を交わします。
梅宮さんはラ ロッシュ ポゼが10月に東京国立博物館 表慶館で開催した「LIVING LAB – 生きた皮膚科学が肌の未来を創る-」のトークセッションに登壇。世界がん会議の報告、そしてこの2年に渡る治療で気づいたスキンケアの大切さ、今後続けたい活動について語りました。
同イベントの一般公開に先立つプレスデイで聞くことができた、梅宮さんご自身の言葉をお届けします。
「何のスキンケアをしたらいいかわからなくなりました」治療中に最も困った肌トラブルの正体
――ご自身が乳がん治療を経験されたなかで、治療そのものに加えて肌のお悩みもあったと伺いました。どのようなお悩みだったのか、教えていただけますか?
梅宮:私は2024年に乳がんになりました。右胸を全摘して、右脇のリンパも取ることになったのですが、私が選んだ治療法は「標準治療」。その中に抗がん剤があります。抗がん剤は非常に強い薬なので、体の中に入れるといろいろなところがダメージを受けてしまいます。その時に一番困ったのが、やはり肌のトラブルでした。
肌が非常に不安定になるので、湿疹が出たり、ほてりがかなり強くなったりして。どのようなスキンケアをしたらいいかわからなくなりました。当時ラ ロッシュ ポゼさんに出会っていればよかったのですが、今から2年前のことで、何を使っていいかがわからない状態だったんです。それがすごく悩みでした。「何かいいクリームないかな、いいスキンケアないかな」と思っていました。
――治療だけでも精神的に負荷がある上に、お肌にトラブルがあると、それもまたストレスになってしまいますよね。
梅宮:そうですね。外見の変化、いわゆるアピアランスのカテゴリーになるのですが、外見がとても変わってしまうので、いろいろなところで悩みを持ちながら治療をしていくことになります。「明日の自分にはどういう症状が、どういう副作用が出るのかな」という、日々の闘いなんですよね。
心が折れそうな日々を支えた、母・娘・友人の存在

――そんな闘いの中で、ご家族やご友人など、周囲の方々とのつながりが支えになったことはありましたか?
梅宮:いろいろな家族の形があると思いますが、当時私は母と娘と3人で生活をしていて、周りには友達もいて、みんなが支えてくれた日々でした。あるお友達はご飯を作ってくれたり、別のお友達は病院まで送ってくれたり。生活の中では毎日いろいろなことがあって、涙することもたくさんありましたし、心が折れそうになることもたくさんありました。
そんなときは母に八つ当たりをしてしまったりして。どうしてもそういう衝突は避けられませんでした。でも、家族がいるということに本当に感謝しなければいけないと、病気をしたことで改めて感じました。
――そういった支えがあって、今の素敵な笑顔を取り戻されているのですね。
梅宮:ありがとうございます。いろいろなところでお話をさせていただいているのですが、「病気になってよかった」ということはもちろんありません。ただ、本当にギフトもたくさんありました。今まで気づかなかったことや、病気にならなかったら多分知らなかっただろうということを、たくさん知ることができたんです。
少し不思議な言い方かもしれませんが、がんになったことによって幸せを得ていくという感覚があります。
「世界がん会議」の会場で、ひときわ目立っていたブースとは?

――とても深いお言葉をありがとうございます。では、先月参加された世界がん会議についても伺います。香港で開催されましたが、実際に行かれていかがでしたか?
梅宮:このお話をいただいた時は、本当に喜びました。ラ ロッシュ ポゼさんと一緒に香港に行けること、そして会議に参加させていただくことは大変光栄でした。お医者様と一緒に参加しましたし、パーティーもあって。とても素敵なパーティーでした。
会場にはたくさんのブースがある中で、ラ ロッシュ ポゼさんはひときわ目立っていました。取り組み方が本当に素晴らしいなと思いましたし、がんサバイバーとして、大変ありがたい出会いがあったと思います。
――いろいろなプログラムに参加されて、たくさんのことを吸収されたのですね。
梅宮:そうですね。日本国内でもいろいろなところに参加させていただいていますが、海外にも行かせていただけるというのは本当に感謝です。発信を続けてきて本当によかったなと、つくづく思います。
つづき>>>梅宮アンナさんが語る闘病。がんを取り巻く環境は「ちょっとずつ足りていない」。私みんなが手をつなぐその架け橋になりたい
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