梅宮アンナさんが語る闘病。がんを取り巻く環境は「ちょっとずつ足りていない」。私みんなが手をつなぐその架け橋になりたい

2024年に乳がんを経験し、現在も治療を続けている梅宮アンナさんは、9月24日・25日に香港で開催された世界がん会議にラ ロッシュ ポゼとともに参加しました。

前編記事『「抗がん剤治療中、何のスキンケアをしたらいいかわからなかった」梅宮アンナさんが香港「世界がん会議」で見たものとは?』に続く後編です。

 

「2年前の自分が受け取りたかった」オンコロジーキットに込められた配慮

――ラ ロッシュ ポゼのオンコロジー(腫瘍)の取り組みについても伺います。海外では、がん患者さんをサポートするために制作されたオンコロジーキットや、受講すると国際対がん連合へ1ユーロが寄付されるオンライン学習プログラム、Cancer Support.comなどの取り組みがあります。キットはいかがでしたか?

 

梅宮:箱をパカッと開けると、素敵な言葉が書いてあります。2年前に自分が病気になった時に受け取りたかったと、つくづく思いました。がんになられた方々にこのように寄り添って、素晴らしい配慮をしてくださっていることが、私たち患者にとって本当にありがたいです。世界中の一人でも多くの方に、このキットが行き渡るといいなと思います。

 

先ほどお話しした、抗がん剤で肌が不安定になる方だけでなく、今後のいろいろなことの予防にもなるものだと感じたので、素晴らしい取り組みだと思いました。東京に戻ってから、「この人にはどうしても渡したい」という方がいて、先週さっそく渡してきたところです。

 

――当時知っていたらよかったということもあったと思いますが、梅宮さんが発信してくださることで、たくさんの方に届くと思い、嬉しく思います。

梅宮:私もそういう活動は、今後も続けていきたいと思います。

 

医師・サバイバー・企業がバラバラでは足りない。後に続く人のために梅宮さんが願うこと

――オンライン学習プログラムはいかがでしたか?

梅宮:オンラインでポチッとクリックすると、その時点で1ユーロが寄付されるというところも、素晴らしいなと思いました。がんの治療をされている方はもちろん、その周囲にいるご家族やご友人など、たくさんの方がワンクリックでいろいろな情報を知ることができて、寄付にもつながる活動になっています。ぜひ参加していただければと思います。

 

――最後に、がんと向き合う方や、周囲で支えている方に向けて、梅宮さんが大切にされていること、伝えたいことをお願いします。

梅宮:この2年ほど、今もがんの治療を続けていますが、がんになっていろいろ知っていく中で、私自身も世の中に伝えていかなければいけないと、つくづく思うことがあります。最大の思いは、今はお医者様、がんサバイバー、企業さんたちが、それぞれにいいことを言っているのに、なかなか合体しないということです。合体して、一緒になって世の中に発信していくことが、ちょっと足りていない気がするんですね。

 

毎日毎日、がんと診断される方々は増えていきます。だからこそ、後に続く方々のために、きちんとした道を作ったり、きちんとした情報を世の中に発信していったりすることが、非常に大事だと思っています。

 

がんと言われると、本当に大変傷つくんです。その中で不安を抱えている人がたくさんいますし、毎日泣いている方も本当にたくさんいます。そういう方々のために、明るい希望を与えていくべきではないかと思います。みんなで力を合わせて発信して、いい社会にしていきたいです。みんなで力を合わせて頑張っていきたいと思います。

 

――梅宮さんでしか伝えられないメッセージをいただきました。限られた時間でしたが、たくさんのお話をありがとうございました。

梅宮:ありがとうございます。時間が足りなくなってしまいましたね。私自身、嘘なく、本当に素晴らしいと思って、毎日毎日使っています。非常に素晴らしいものなので、ぜひ皆さんも使ってみてください。

 

 

ラ ロッシュ ポゼは、世界中のNGOや腫瘍医と手を組み、「誰ひとり、がんと一人で闘わなくていい」社会を目指しています。この取り組みについては以下のサイトを。

cancer support byラ ロッシュ ポゼ

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