
家賃50万のマンションに住むのはどういう人?意味のわからないその生態
元国税局職員さんきゅう倉田です。
よしもとさんで芸人をしています。いま、芸人として身につけたスキルと知識で、文章を書いています。
ぼくは、大学を卒業後、国家公務員として東京国税局に入り、退職して芸人になりました。そのような経歴のためか、お金持ちの人とよく出会います。仕事で出会うことがほとんどですが、居酒屋などで知り合って「元国税局職員の芸人です」と言うと、自分が経営者であることを教えてくれる人もいます。
あるいは、出版社のパーティで名刺交換をして、知り合うこともあります。
正妻と愛人と…?年収8000万円のお金持ちはこんな人
編集部から、年収8000万円もある人の話しをもっと聞きたいとリクエストされました。一代で成功したお金持ちは、税金を払うことに後ろ向きな方が多いように思います。だから、みなさん、さまざまな場所で情報を得て、自分なりの節税を実行しています。
また、さらに資産を大きく増やそうと、投資話にも敏感です。本業とは関係のない、何倍にもなりそうな事業の話を聞いて、お金をだしています。知人の年収8000万円の人は、仮想通貨のマイニングを始めたと言っていました。その人は、渋谷の家賃50万円のマンションに、愛人と住んでいます。
正妻は名古屋にいて、正妻との子供はまだ小学生です。愛人は、50万円のマンションの一室で、ネイルサロンを開いていて、家賃は支払っていません。勤めていたネイルサロンを退職したときに、独立を考え、年収8000万円のお金持ちに相談し、このマンションにやってきて、ついでに、愛人となりました。
一緒に住んでいますが、部屋は別々です。だから、お金持ちは、他の女の子も家に招いています。
稀に、女性同士がリビングでかち合ってしまうことがあるそうで、そういうとき「自分は金持ちになったんだなあ」と実感するのだそうです。女性同士のひりつく様子を見ると、すこぶる気分が良くなるそうです。お金持ちの考えることはよく分かりません。
最近お金持ちがやっていたこと→「マイニング」でした
マイニングは、仮想通貨を新たに発行する作業です。コンピュータを使って行います。膨大な量の処理が必要なので、たくさんのコンピュータや電力が必要です。
少し読んで気付いた方もいるかもしれませんが、ぼくのマイニングの知識は、ぼんやりとしています。もちろん、報道されるようなことは知っています。
マイニングは、コンピュータが熱を持つので、とんでもなく寒い地域にコンピュータを大量に用意して行うそうです。儲かるか儲からないかは、このとき使用する電力に大きく影響されます。だから、冷却に電力をしようしないように寒い地域を選びます。
日本国内の大手のIT会社も、マイニング事業を行っていましたが、少し前に撤退していました。初めてはみたものの、将来的に利益が出ないと考えて、損切りしました。仮想通貨の価値が、伸び悩んだことも撤退の理由のようです。
要するに「年収8000万円ごとき」では満足しない野心家たちが家賃50万の部屋にいる
ぼくの知り合いの人は、個人でマイニングを行っています。個人とは言っても、資産は数億円あるので、その一部を使って始めたのでしょう。始めたばかりの頃は「儲かる」と言っていました。
今は分かりません。儲かり続けていれば、規模を拡大しているかもしれません。儲かっていなければ、この事業は畳んで、本業の人材派遣に精を出しているでしょう。
人材派遣だけでも年収8000万円あるのに、さらなる高みを求めて新たなことにチャレンジする。その志が、お金持ちをお金持ちたらしめるのだと思います。
お金持ちたちの話聞いていると「あれいいらしいですよ」「あれはもう終わったらしいですよ」と、流行りのビジネスの話が出てきます。
その情報が、川上なのか川下なのかは分かりません。ぼくから見て、全く価値のない情報を交換していることもあります。いくら成功者だからといって、本業以外で成功する人は多くないのです。
たくさんの投資をして、その中の半分くらいは失敗しています。失敗の中には、詐欺による失敗もあります。賢いお金持ちだって、簡単に騙されることがあるのです。それでも、おいしいと思える話があれば、資金を投入していく。だから、きっと、年収8000万円なのだと思います。
トークライブ開催します!
芸歴10年を祝して、はじめてトークライブをします。10年で学んだことのひとつが「笑いがなくとも“おもしろい”と感じる話がたくさんある」です。
オトナサローネでは、そういう話を記事にしています。
ライブでは、ここ1年間で、感心した話、驚いた話、胸を打った話、程度が甚だしいと思った話を短く正確に、口頭でお伝えします。
詳しくはこちら
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 「予約がとれないブランディングスタイリスト」が50代女性に向けて提言する「自分をもっと好きになる方法」って?
- 女性の毛髪への新アプローチ「S-DSC毛髪再生医療」とは?「毛の成長を促す起点となる細胞の一つを移植する」治療への期待を専門医に聞きました
- 形がきれい!合わせて着るだけで上品見えする【ユニクロ】の黒セットアップ【40代の毎日コーデ】
- 熱中症「頭が痛くなった」はもう危険スレスレ!昨年の倍搬送されている2025年、「この梅雨明けまえがいちばん危ない」これだけの理由【専門家が解説】
- 運動嫌いだった56才、ゆがみを整えたら「ネガティブな性格」を卒業できた。「離婚から立ち直り、推し活も始めました」【鬼軍曹ゆか様ダイエット】
- 48歳独身女性、立ち上がろうとした瞬間「あれ??」。このめまい、もしかして「更年期」なのかな?【マンガ100人の更年期R】
- 「まさか、私が乳がんに?」53歳でがん告知。抗がん剤で動けないつらい日々に、私を支えてくれたものとは
- 大人気【ユニクロ】ワイドスウェットパンツ。オシャレな人が購入しているカラーとは【40代の毎日コーデ】
- 「意地でもシミを増やさない」紫外線対策4つのポイント。「日傘だけでは不十分!?」50代美白のカリスマ美容家さきめぐ先生に聞いた
- 【熱中症搬送数激増中】実は6月下旬からの「高湿度」が最も危険!「さぼると熱中症リスク激増」の意外すぎる習慣とは?
- 「私の老化度、本当に54歳ぶんなのかな?」更年期以降は全員が気にしたい「自分の生物学的年齢」を計ってみたら衝撃的すぎる結果に
- 「体温が1℃下がると太りやすくなる」問題が、更年期世代の女性にとって特に深刻なのはなぜか?「お風呂に入る前たった1分でできるヤセ習慣」とは?【石原新菜先生が解説】
- 超激務ヘアメイク藤原美智子さんが「42歳で思い切って変えたこと」その顛末は?「顔も体も片側だけ引き攣った状態になるまで」働いて
- 「更年期のあと」ってどうなりそうですか?54歳コンビが語る「ここまでは冗談みたいにしんどかったけれど」の話
- 43歳、新しい職場で心が折れた。でも、25年ぶりにピアノを弾いたら胸が熱くなって──そこから私の転機が始まった
- 更年期後に「消える症状」と「そのまま残る症状」って?7万人のデータが教えてくれる「更年期の真実と、これからの人生」
- 更年期、どうやって乗り越える?運動、食事、サプリ、そして注目成分「ゲニステイン」まで、更年期の専門医が教えます
- 今の生活が「しんどい」なら「命の前借り」をしている証拠。知らずに「疲れを溜めてしまう」生活習慣とは【医師監修】
- 【徹底検証Hip Fit】はいて1日23分、ながらで使える手軽なヒップトレーニング!SIXPADの女性向けショーツタイプEMSで「ヒップから健康」は叶う?
- 「1年で約6倍」老化スピードが速い人と遅い人、その違いは?美人女医が伝えたい老化を早める3つの原因【医師監修】
- 「一度使ったらやめられない」人気スタイリストも40代編集もリピ買い中の『涼ブラ』って?「滝汗でも不快感なし」「つけ心地がラクなのに~」続々と魅了される理由とは?