熊田曜子、手料理で「オトコの胃袋」をつかみたがる女のココロの闇とは

料理は日本において、宗教の一種といってもいいのではないでしょうか。

未だに「料理は女性がするもの」という固定観念は消えませんし、その昔、河野景子が「ピンチも料理で救われます」(世界文化社)という本を出したりしていました。

 

結果的に救われなかったようですが、料理には「特別な力」が宿ると信じている人は多いのではないでしょうか。

 

日本の女性は、料理をしすぎ?

料理信仰を裏付けるのは、アスリートたちです。イチローや清原和博など有名選手に密着する番組では、妻たちが「夫のために」、ものすごい手間をかけて料理をするのが定番となっています。

 

もちろん体が資本ですから食べるものは大事でしょうが、「妻の手料理」にことさらにフューチャーするのは「夫がこれだけの活躍ができるのは、妻の料理がすごいから」といった具合に、料理を献身の最たるものと考える人がいるのではないでしょうか。

 

ちなみにメジャーリーグでは、球団が選手の食事を用意するので、妻たちが料理を作ることはあまりないそうです。

 

メジャーリーガーの妻の仕事は「一緒に」応援すること。所属チームのクラブハウスには妻や子ども用の食事が用意され、妻たちは夫の試合を応援しながら、それを食べるそうです。

 

料理教は実はアラフォー世代のほうが、強く刷り込まれているのではないでしょうか。

 

私は夫の仕事の都合でヨーロッパに住んだことがあるのですが、むこうの人があまり料理をしないことに驚き、「この人たちが作らないのではなく、日本人が作りすぎ」という己に巣食う料理教の存在に気づいたのでした。

 

あちらはまず冷凍食品がものすごく充実していますし、手作りするとしても、パンにハムとチーズを挟んだものとスープというあっさりメニューで、火を使わないメニューが好まれます。

 

熊田はなぜ夫の食事を作り続けるのか?

料理をする女性はエラい、料理をする女は報われるはずなのに、善行が報われないタレントがいます。グラビアアイドルの熊田曜子です。

 

熊田は「夕飯を食べる」と言った夫のために、三児の母ながら、品数の多い食事を作っていますが、夫が手を付けないことがこれまで100回はあったと夕飯の画像をインスタグラムストーリーにアップして話題となりました。熊田夫のモラハラや夫婦仲の悪化を疑う声も出ています。

 

「ノンストップ」(フジテレビ系)に出演した熊田によると、夫は熊田の料理は食べずに、カップラーメンをこっそり食べているそう。同番組の共演者・大神いずみは「1~2回これをやられたら、もう作らない」と断言。

 

しかし、熊田は「料理を作らないと、夫婦としてどうなんだろう」と夫のためというより、「いい妻規範」から外れるのを恐れているような発言。

 

大神が「お母さんがご飯をいつも用意して待っているべきという考えの人だったら、こんな愚痴らない」「ご飯を作ることにとらわれすぎ」と指摘すると、「主人のお母さんが、胃袋をつかめってすごく言うんです」と答えた熊田。

 

整理しますと、お姑さんに「胃袋をつかめ」と言われたから、三人の子育てと仕事でバタバタなはずなのに、「いい妻らしく」一生懸命作っている。にも関わらず、夫は食べずにイライラしているという状態と言えるでしょう。

 

料理をしたからといって、胃袋がつかめるとは限らない

料理教の人にありがちなのは、「自分の視覚と味覚で作って満足すること」ではないかと私は思っています。

 

味覚は性差もありますし、地域差もあります。プラス個人差もあるので、「自分がおいしいと思っても、相手もそうだとは限らない」という不一致が起こりやすいもの。そこで「私が作ってるんだから、私に合わせろ」という考えもありでしょうし、反対に「せっかく作るなら、おいしいと言われたい」と思う人もいるでしょう。

 

お姑さんに「胃袋をつかめ」と言われている熊田は、おそらく後者でしょうから、その場合は、自分の思い込みで料理を作っていないか、もう一度考えてみるといいと思うのです。

 

・「品数」が多いことを熊田はいいことと思っているようだが、夫も同じ考えなのか?
・熊田が作っている「メニュー」は、夫の好みにあっているのか?
・熊田の作っている料理の「味」は、夫の思うおいしいと合致しているのか?
・熊田の作っている料理の「量」は、足りているか?

 

熊田の場合、お姑さんがそばにいるわけですから、品数や量、好きなメニューや味はどんなものか、調べることはできるはずです。

 

「おいしいと言われたい」を最優先するのなら、お姑さんの作るものと自分の味を比べるか、「どの店のカレーが好き?」といったふうに、相手にピンポイントに指定させることで、はっきりとしたイメージをつかめばいいのではないでしょうか。

 

長い時間一緒にいると、相手のことをわかったような気になりますが、しょせん他人ですから、「この人とは違う」ことを前提として、溝を埋めていったほうがいいと思います。

 

作ることが至上になると、失うかもしれないこと。次ページ

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