君って何でも「熟す」人だね。この場合「熟す」はどう読む?

 

表す内容によって、普段の読み方が間違いになることもある漢字。漢字にはさまざまな読み方がありますから、「どう読むの?!」と混乱することも。

そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します!

「熟す」の読み方、知っていますか?

「じゅくす」と読んでも決して間違いではありません。「果物が熟した」「機が熟す」などの表現では「じゅくす」が正しい読み方です。

しかし、「なんでも熟せる人」などの文章においては「じゅくす」という読み方はNG。

さて、なんと読むと思いますか?

正解はコチラです!

「こなす」です。

「熟す(こなす)」には、

1 食べた物を消化する
2 かたまっているものを細かく砕く
3 技術などを習って、それを思うままに使う。また、身につけた技術でうまく扱う。自在に扱う
4 与えられた仕事などをうまく処理する
5 売りさばく
6 見下げる。けなす
7 動詞の連用形に付いて、自分の思いのままにする意を表す。

引用元:小学館 デジタル大辞泉

という意味があります。

「こなす」は元々「粉(こ)に成す」の意味がありました。「粉成す」という漢字を当てることができます。そのうち、“食べた物を消化する”の意味で「こなす」が使われるようになります。そしてまた、「消化する」の意味が発展し、

  • 動作や行動などを要領よく処理すること
  • うまく扱うこと

にも「こなす」が使われるようになります。

ただ、“売りさばく”、“見下げる。けなす”などの意味からも読み取れるように、ポジティブなイメージに捉えられないこともしばしば。

例えば「そつなくこなす」という言葉には「何事も要領よく処理できる・成し遂げる」という意味だけでなく、

  • なんでも無難に処理できる
  • ほどほどに物事に取り組む

といった意味も含まれているため、褒め言葉として使ったつもりでも、人によっては不快に捉えられてしまうことも。

「熟す」という表現を褒め言葉として使う場合には、明るく伝えることを心がけましょう。

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